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【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
心を学ぶことで
★会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
交流分析
勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の記事の続き。
そもそも人間は欠けた存在。
下図の絵をみたとき、
どちらが気になりますか。
おそらく右側絵のの欠けてところが気になると思う。
そして、これが人間の本来の姿だと思う。
でも、強い成果主義の職場においては、
欠けたところが欠点になってくる。
自分の欠けたところが査定に影響する思い込む。
だから、自分には左側の完璧の状態をもとめ、
人には右側の欠けているところを指摘をして、
自己正当性を高め、自分をアピールしようとする。
その結果、同じ会社の仲間同士なのに、
社内で無用ないざこざがあったり、
仲間を陥れるような事があったりする。
組織という漢字には、
多くの糸が組み合いながら音を
つむぐという意味がある。
音の個性がある人同士組み合いながら、
1つのハーモニーを奏でる。
これが本当の組織のありかただと思う。
お互いの欠点を認め補完しながら、
どこにも角がない丸い組織を作り出す。
そして、その組織は利益を上げる為に、
ハーモニーを奏でるのではなく、
ハーモニーを聴いてくれる人たちを
幸せや豊にするためにハーモニーを奏で続ける。
その結果として利益が返ってくる。
これからの時代は、
そんな組織になればいいと思う。
マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)/ナカタニD.
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