会社組織と成果主義のなかで・・・【職場系心理学】

33/100冊目(累計81冊目)

【タイトル】

 会社組織が蘇る。職場系心理学

【著者】

 監修:衛藤信之
 
 作画:ナカタニD
 
【本を読む目的・キーワード】

  心を学ぶことで
 
 ★会社組織と成果主義
  
  社内でのコミュニケーション
  
  企業のメンタルヘルス対策
  
  交流分析
  
  勝ちと負け
 
  価値観の対立
  
  3日の命
 
 
【感想】

 僕が以前働いていたIT企業の
 
 人事評価制度として成果主義がベースにあった。
 
 自分の設定した目標や売上げ、
 
 また、上司からの評価、
 
 その結果で自分の点数が決まり、
 
 その点数からボーナスの割合が決定される。
 
 
 高い点数をとれば評価があがり、
 
 ご褒美としてボーナスがもらえる。
 
 個人のモチベーションを上げる方法としては
 
 いいのかも知れないが、僕はあまり好きになれなかった。
 
 
 僕が管理職として、
 
 評価される側から評価する側になった時、
 
 この成果主義の矛盾を特に感じたときだった。
 
 その矛盾とは、
 
 多くの人の目標設定が自分自身の目標のみであり、
 
 達成出来たかどうかだけで仕事を判断していること。
 
 そして、最後の上司からの評価が、
 
 上司という人間の主観的判断になり、
 
 やっぱり上司から好かれている人が
 
 点数をもらえていたということ。
 
 
 これは僕が以前勤めていた
 
 会社だけの問題かもしれないが、
 
 自分の仕事の目標成果だけを数値化して多い点数が、
 
 ボーナスや次年度評価につながると社員に思わせるから、
 
 多くの人は、その目標を達成を第一優先にして、
 
 まずは、自分が・・・という考えになっていたと思う。
 
 その結果、横の人との連携がなくなったり、
 
 同僚が競争相手になってしまったのではないだろうか。
 
 
 そもそも、人間には個性がある。
 
 個性がある人間の行動を数値化すること、
 
 その人間が絡み合い作り出す仕事を数値化すること、
 
 そして、その数字だけが仕事の成果と見なすことに、
 
 いったいどんな意味があるのだろうか?
 
 
 △ピラミッド型の組織構造をしているから、
 
 上に昇る人たちを評価・選別していく必要がある。
 
 もし、人それぞれの個性を活かし、
 
 その個性が融合して仕事を作り出せたら、
 
 ○のような組織になるではないだろうか。
 
 
 また、続きは明日書きます。
 
$人生を楽しもう!!-職場系心理学
 
マインドマップ詳細ページへ

マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)/ナカタニD.

¥800
Amazon.co.jp

$人生を楽しもう!!

 


コメント

タイトルとURLをコピーしました