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【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
★心を学ぶことで
会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
交流分析
勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の続き。
おじさんの話しを聴いた時に、
どうして「心」を学ぶと感じたのか。
今から考えると、
当時の自分はうつ病になった事実を、
どこかで否定をして、受け入れていなかった。
だから、病気が再発する事を恐れたり、
もう、こんな落ちこぼれな自分は、
どこの会社にも就職できないだと感じていた。
でも、津波で仲間や多くのものを失った現地の方は、
その辛い現実を、ありのまま受け止めて、
自ら明るい未来を描き、前に進もうとしていた。
過去の病気を受け入れず、過去に生きていた自分。
辛い現実を受け入れて、未来に生きていた人。
僕らは同じ時間軸の中で生きているのに、
この現実の受け止め方の差が、
僕の中で心の問題だと感じた。
ボランティアから帰ってから、
日本メンタルヘルス協会の体験セミナーに
参加したのがちょうど1年前。
そして、今も”心”=心理学の勉強を続けている。
心理学を学ぶことで自分が病気になった理由もわかった。
今までの自分の無意識での思考や受け止め方のパターンが、
少し自分自身にとってはきついものだった。
でも、無意識のパターンを意識に上げる事ができれば、
それを意識的に少しずつ変えていけるようになる。
自分自身も無意識のパターンを変えることで、
現実の受け止め方に別な視点をいれて、
生きている事が楽しく感じるようになった。
「人生を楽しんで生きるための心理学」
という言葉がこの本に書かれている。
人生を楽しむとは、
ゆる~く適当に生きるという事ではなく、
どんな環境や状況においても、
現実のありのままを受け止め、
自分の心を自分自身で満たし
いまここの楽しさを見つけられる、
人生のことだと思う。
その生き方を学ぶことが、
心理学だと最近感じている。
マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)/ナカタニD.
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