僕が心理学を学び始めたわけ【職場系心理学】

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【タイトル】

 会社組織が蘇る。職場系心理学

【著者】

 監修:衛藤信之
 
 作画:ナカタニD
 
【本を読む目的・キーワード】

 ★心を学ぶことで
 
  会社組織と成果主義
  
  社内でのコミュニケーション
  
  企業のメンタルヘルス対策
  
  交流分析
  
  勝ちと負け
 
  価値観の対立
  
  3日の命
 
 
【感想】

 日本メンタルヘルス協会の衛藤信之先生が監修した、
 
 会社組織でのメンタルヘルスを題材とした本。
 
 僕は去年の6月メンタルヘルス協会の体験セミナーで
 
 衛藤先生の話を聞いて心理学を学び始めた。
 
 そして今も継続して学び続けている。
 
 
 僕が心理学を学ぼうと思ったきっかけが2つある。
 
 それは、うつ病からの社会復帰の悩みと、
 
 3.11大震災でのボランティアの経験。
 
 
 今から1年半ぐらい前、
 
 僕の心は落ち込むことも少なくなり、
 
 薬も減らしていき、軽微な仕事程度なら、
 
 と主治医と話しをしていた。
 
 この時、自分の心の中では何か根本的な事が解決していない。
 
 その原因を見つけてきちんと解決しないで社会復帰したとしても、
 
 また同じ状態に陥るのではという不安と恐れがあった。
 
 でも、その根本原因を見つけて解決する方法がわからなかった。
 
 
 そんな悩みを抱えていたとき、3.11大震災が起きた。
 
 そして、それから2ヶ月後の5月初旬に、
 
 いまの農家の仲間たちと約400名分食材を持参して、
 
 被災地へ炊き出しボランティアに行くことになった。
 
 
 炊き出しボランティアという事もあり、
 
 ライフラインが寸断された地区での活動となった。
 
 
 津波により壊滅した街、転がっている車、

 亡骸を一列になって探している自衛隊員。
 
 でも、5月の透きとおった青い空と、
 
 新緑が残った美しい山々、
 
 そして今は、とても静かな入り江の海。
 
 自然の驚異と自然の美しさ、
 
 そんな自然の矛盾を感じながら、
 
 色々な地区の被災された方々に
 
 温かい食事を提供してまわった。
 
 
 僕はその時に、色々な方から
 
 当時の話しを聴かせてもらった。
 
 皆さん、とても辛く大変な経験をされていた。
 
 でも、不思議とみんな笑顔だった。
 
 僕は満面の笑顔のおじさんに素直に聴いてみた、
 
 「どうして、今笑顔でいられるのですか?」と。
 
 おじさんはこう答えた。
 
 「確かに津波で家族や仲間、多くのものを失った。
 
  でも、だからといって、その事を後悔し続けてもなにも始まらない。
  
  そして、どんなに辛い事実でも、いつかは受け止めなくてはならない。
  
  であるならば、現実を素直に受け止めた上で、
  
  これからどうするのか考えていくことが大切こと。
  
  それに、ここの地区には残っている仲間がまだ沢山いる。
  
  その仲間と未来を描いていけることと、
  
  こうやって多くの人が助けにきてくれているから、
  
  みんな笑顔でいられるのではないかな。」
  
 そんな感じの返答だった。
 
 そしてこの時に、
 
 僕は「心」を学ぶ必要があると直感で感じた。
 
 
 話しが長くなったので、続きは明日書きます。
 

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