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【タイトル】
自分の小さな箱から脱出する方法
【著者】
アービンジャーインスティチュート
【本を読む目的・キーワード】
箱の中に入るとき
★箱の中にいるとき
箱の外へ出るとき
【感想】
人は、他人の為にすべきだと感じた
その感情に背く行動をすると、
人は箱の中に入ってしまう。
箱の中に入ると自己欺瞞になり、
自分の本心を欺き感情に嘘をつく、
その結果、自分を正当化しようとする。
そして、箱に入り続けてしまうと、
その感情すらも認識できなくなってしまう。
昔の自分もそうだったと思うけど、
感情に振り回されてしまう人が
多いのではないだろうか。
たとえば、
会社でとあるプロジェクトリーダだとする。
そして、重要な仕事を部下に任せていた。
でも、その部下が大きなミスをした。
そんな時、リーダーはどんな対応をするのか。
箱の中に入りきっているリーダーは、
きっと、怒りの感情を部下に表わすのではないだろうか。
もちろん、あえて怒りの感情を使って
相手のモチベーションを上げる方法もあるけれど、
箱の中にいるリーダーは怒りたいから怒る。
ただそれだけではないだろうか。
ただ、自分の感情が収まるまで、
部下を罵声したりネチネチ愚痴をしたり、
相手の欠点だけを指摘する。
そして、プロジェクト全体に及ぼす
ミスや遅延を、その部下のせいにして
自分を正当化しようとするだろう。
その時、部下はどう感じているだろうか。
きっと、萎縮をしてしまったり、
みんなに申し訳ない気持ちになり、
心を閉ざしてしまう。
そして、その部下は、本当の力を
発揮することが出来なくなるだろう。
リーダーはなぜ部下を怒る必要があるのか?
なんで怒りの感情を感じるのか?
自分自身が客観的にならないと
気づけないことがある。
自分の小さな「箱」から脱出する方法/アービンジャー インスティチュート
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