今回のキーワード
★意識の3ステージ
知っているより先へ
僕らが何かを学ぶときに、4つのステップを踏んでいく。
0.知らない
1.知っている(見たことがあり興味があること)
2.理解している(関心があり人に伝えられること)
3.わかっている(自分のものにして無意識でできること)
自転車に例えるならば、
0.自転車をみてもなんだかわからない
1.自転車を知り、乗りたいと思う
2.練習して、意識的に乗れるようになる
3.何も考えずに無意識的に乗れるようになる
どんなことでも、必ずこのステップで、僕らは学習して成長をしていくもので、そうやって、大人にもなった。
でもね、大人になると、なぜか知らないことは恥ずかしいことと思い始める。
知らないことを知らないと言えず、知ったかぶりをしてしまったり、少し知っているだけで、簡単な結論を出してしまったりする。
そうすると、脳も処理を停止してしまう。
でも、本当のところは、知っているつもりだけど、何もわかってはいない。
情報量が飛躍したこの時代。
いろいろな情報を瞬時に手に入る。
しかし、その情報から色々知る事ができるが、実際にはわかっていない。
なぜならば、”わかる”ためには知識+経験が必要だから。
自転車を乗るために、ネットで乗り方を完璧に調べてもいきなり乗れるようにはならない。
乗り方を知ったら、実際に自分でペダルをこぎ出さないと、自転車を無意識で乗れるようにはならない。
だから、自分が知らないことに出会ったら、実際に自分で経験することが必要だと思う。
そうすることで、知っているから、わかっているへと意識が高まっていく。
そう考えると、知らないこととは、恥ずかしことではなく自分の成長の種。
その種を育むかどうかは、やっぱり自分次第になる。
いつでもどこにでも、成長の種は育てられる。
コメント