今回のキーワード
★目標のいみ
行動と抵抗のバランス
行きたい場所があるから、カーナビの目的地を設定する。
僕らは日常の生活のなかで、小さな目的を決めて、いろいろと行動をしている。
それなのに、なぜ、人は長期的で大きな目的になると、なかなか決められないのでしょうか。
それは、きっと、長期的で大きな目的の結果をイメージして信じることができなから。
例えば、カーナビを使って目的地にいけるのは、カーナビは自分がイメージした方向へ案内し、そのカーナビの性能を信じているから、そしてカーナビを疑うこともなく、案内通りに運転をするから。
きっと、目的の大小に関わらず、結果をイメージして信じることで、心のなかのカーナビみたいのものが、動きだし、やがて目的地に到着できる。
でも、現実には目的の結果をイメージして信じたとしても、なかなか行動できなかったりする。
それは目的を設定するときに、1つの落とし穴があるから。
この宇宙は作用・反作用の仕組みでできている。
大きな目的(作用)を設定すれば、大きな抵抗(反作用)がうまれるもの。
例えば、ダイエットで10kgやせたいと思えば、10kg分の抵抗がうまれるということ。
そして、その抵抗に負けて諦めてしまう。
そのためにも、大きな目的を設定するならば、目的に到達するまでの小さな目標を複数設定すること。
カーナビで例えるならば、中継地点を設定するようなもの。
そうすることで、抵抗を小さくすることができ、自分の今の方向性を明確にすることが出来る。
飛行機が離陸するためには、向かい風という抵抗が必要になる。
何か行動をするということは、その分の抵抗もまた必要ということ。
抵抗があるから行動をしないのではなく、抵抗があるから行動も出来るということ。
そして、抵抗を感じているときこそ、自分が行動をしているということ。
行動と抵抗のバランスを保つことが、目的設定のヒントだと思います。
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