今回のキーワード
★お金とは
お金の価値 それとも 自分の価値?
昨日のつづき。
お金は本来、野菜交換券のように物々交換での中間的な役割のもの。
だから、お金自体に価値はなく、お金を使うその先に価値がある。
でも、人によってその価値観が異なっている。
漁師は大小に価値観を持っていて、農家は手間と時間に価値観を持っていた。
そんな価値観が異なる2人が、”キャベツ10個と同じ価値”というあいまいな言葉だけで取引をしてしまったから、実際の交換の時に問題が生じてしまった。
そして、農家と漁師の真の価値は、農家は魚が食べたいという思いであり、漁師は野菜が食べたいという思い。
それなのに、大小とか手間とかの、目先の価値で取引をしてしまうから、決裂をしてしまったのではないでしょうか。
今の社会のお金の価値は誰が決めているのでしょうか。
それは、今の社会システムがお金の価値を決めている。
でも、その社会システムが不安定になったとき、そのお金の価値はどうなるのだろうか。
円安も国々のお金の価値の変動だと思う。
お金の価値は社会情勢で変わるものだとしたら、大切なのは、社会的価値お金の価値で、物事を見ていくのではなく、自分自身が真に価値があると思える物事を基準として物事を見ていき、その対価としてのお金と付き合っていく必要があるのだと思う。
今日、絶対に子ども達がお好み焼きを食べたい言っていた。
いつも100円で売っているキャベツが、その日、仮に倍の200円だったとしても、200円のキャベツを買うでしょう。
それは、200円のキャベツに価値があるのではなく、お好み焼きを食べたいという子どものニーズに、親として応えることに価値を感じるから。
自分の中の価値基準を大切にしていきましょう。
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