10万の命のうえに|ほどほど食っていける百姓入門

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★たまご

10万の命のうえに

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先日、子ども達と、マヨネーズの製造工場を見学してきた。

マヨネーズの主原料は、卵黄、酢、油。

工場はすべてオートメーション化され、ものすごいスピードでマヨネーズが作られていた。

その工場でマヨネーズを作るために、1日で消費される”たまご”は約8万個。

ということは、少なくても8万個の”たまご”を産む、8万羽の”にわとり”がいるということになる。

それに、にわとりの産卵率は100%ではない、そして、製造ラインに乗せるために、均一化された”たまご”が求められると思うので、規格外の”たまご”ははじかれていると考えれば、きっと、10万羽ぐらいの”にわとり”が毎日、たまごを産み続け、マヨネーズ工場へと運ばれているのと思う。

にわとりは動物としての寿命は15年ぐらい。

でも、たまごを産める期間は生後から約2年。

高い産卵率をキープしようと思うと、その期間はもっと短いかもしれない。

やがて、”たまご”を産まなくなった10万のにわとり達は次にどこへいくのだろうか。

工場で大量生産が出来るから、安定した供給ができるようになり、コストダウンも出来る。

だから、僕らは毎日色々な食事が食べられる。

そして、それがあたりまえになり、やがて、何も感じられなくなる。

僕らが食べるすべてのもには、必ず他の命が宿っている。

いつでも食べられる身近なものにも。

その事を忘れてはならないと思います。

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