今回のキーワード
人を裁かない
人の批判をするその前に
人は思い込みの生きものであり、自分は常に正しいと思いたいものである。
だから、自分の意に反する事があると、相手を批判して正そうとしてしまう。
相手も自分が正しいと思っているとは知らずに。
人は無意識で自分の正しさ自分の正義を主張することで、自己重要感を高めようとする。
そして、相手も無意識で正しさを主張して、自己重要感を高めようとしているので、正義と正義がぶつかり合うようになり、正義を主張するために誤り批判し始める。
これでは何も変わらない。
この世の中には正しさも誤りもない。
あるのは、ただ1つの現実だけ。
人間1人1人が正しさとか誤りの意味をあまいな基準でつけているだけであり、まずはその事を知る必要がある。
人を裁くな、人の裁きを受けるのが嫌なら。
正直、人を批判したく気持ちはあるし、その気持ちの通りに批判する事は簡単なこと。
でも、批難からは何も得るものはない。
あるとしたら相手からの反感だけ。
現実には誤った人がいるのではなく、誤っていると思っている自分がいるだけ。
相手に批判があるのではなく、批判も自分の中にあるもの。
その批判を言葉としてだすまえに、どうして批判したいと思う自分がいるのか、その事を心に問うと、自分の本当の気持ちが見えてくると思う。
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