今回のキーワード
★質問することで
質問グセに気づいてみる
人は質問をする・されることで、無意識で答を見つけようとする。
ということは、質問は無意識にまで届く意識的なコミュニケーションであり、誰にどんな質問をするのかが大切になる。
今日1日の中で、誰に1番多く質問をしていますか?会社の部下ですか・上司ですか。
それとも家族ですか。
人が1番多くコミュニケーションを交わしているのは自分自身に対してであり、質問をする事が多いのも自分自身へ問いかけです。
そして、言葉に口グセがあるように、質問にも質問グセがあると思う。
クセとは無意識で習慣的に行っている行動のこと。
質問グセにより無意識で自分自身へ問いかけ、その質問に無意識で答えて、答えた結果からストレスとして意識的に疲れをを生じさせていることがある。
例えば、仕事で失敗をしたときの質問グセで、「なんで俺はダメなんだ?」と質問をしたとき、無意識は”ダメな俺はどこにある?”と答を探しはじめ、自分の失敗点や欠点を意識に引き上げてくる。
そして、意識の中は欠点だらけの自分が蔓延して、自己否定感がストレスが広がっていく。
もし、仕事を失敗した時に、下記のような質問したらどうなるだろうか。
「この失敗の原因はどんなところにあるだろうか?」「どうしたら、次回からよりよくなるだろうか?」質問された無意識は、失敗の原因の本質を探したり、次回への改善策の答を探しはじめ、答を意識に引き上げてくる。
そして、きっと意識に上がったその答は、次回への改善案や新しいアイディアになり、実際の行動へと移しやすいものになると思う。
”仕事で失敗をした”という事実に対して、自分自身へ意識的に次につながる質問をすることで、引き出す答が変わってくる。
そして行動も変わってくる。
外側の現象に対して、多くストレスを感じるようなとき、まずは自分自身への質問グセを見なおしてみてもいいかもしれない。
あなたは、あなたにどんな質問をしていますか?
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