これからの原発の建設を止めるには?

前回の記事で

これからの原発建設の反対のことを書いた。

たぶん、今回の震災での原発の状況を見れば

多くの人が同じ意見だと思う。

でも、こうやってブログで反対と書いたり、

意見を言うだけでは、なにも変えられない。

行動に移さなければならない。

これからの原発建設を止める為の行動とは、

最初に思いついたのが、

”原発反対!!”と看板を持ってデモすること、

ある本で読んだことがある、

「反戦運動をするなら、和平運動をしないさいと。」

原発反対運動をしても、それを抑止する人(例えば国)と対立して、

結局人と人が争うだけで終わると思う。

それではなにも解決にはならないと思う。

なので、原発の建設を止めるには、

原発の大義名分・存在意義を崩せばいいと思う。

原発を建設する大義名分は下記の3つだと思う。

 ①安全

 ②クリーン

 ③最大の発電能力

①は今回の震災で完全に崩れている。

②は火力発電所に比べて原発はCO2の排出量が少ないという。
 そもそも火力発電所のCO2の排出量はどれくらいなのか?
 車何台分なのか?
 放射能のリスクを超えるほどの排出量なのか?
 そこを調べると意外な答えになるのかなと思う。

③原発存在のアドバンテージはやはりこれにある。
 これを崩すには原発の最大の受益者だった首都圏の人間が
 痛みを伴う必要がある。

それは単純に節電を続けること。

仮に首都圏の人間が、前年度より10%の消費電力削減が出来たなら、

夏場の電力ピークが6000万キロワットなので、600万キロワットは削減できる。

福島第一原発の発電能力が約460万キロワットなので、

10%削減できれば福島第一原発の代替を建設する必要はなくなる。

では、個人で10%削減するにはどうすればいいか。

東京電力から毎月投函される使用電気料のお知らせに、

月ごとの使用電力量が書かれている。

それを基に去年の同月の使用電力量と比べられればいいが、

我が家は去年の使用電力量がわからないので、

昨年度の東電からの引き落とし請求金額を調べ、

そこから今後の請求金額より10%削減ができればいいと考えている。

いずれにしても、自分たちの節電行為を明確な数字にしてから

削減目標を決め、その目標に向け行動に移すことが重要だと思う。

そして、この原発建設を止める為の節電という行為は

原発の最大の受益者だった首都圏の人間にしかできないことである。

いま、被災者を思い、いろいろなところで節電している。

電車の本数も減り、コンビニの看板も消え、道路の街灯も最低限である。

でも、それでみなさんは生活出来ないほど困っていますか?

もしかしたら、今の節電というこの状況を

これからの普通の日常に変えられたなら、

意外にもう10%ぐらいの電力を削減しているのかもしれない。

計画停電が終わってから、

夜の街がまぶしいと思うような事がおきないように、

今日から行動を変えてゆくときだと思う。

今の子ども達の未来の為に。

今日も1日ありがとうございます。


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