責任をとり辞めるということ

情報を遮断していた旅行から帰り、

また、日常に戻るといろいろな情報が入ってくる。

そして、やっぱり、その情報で感情が動く自分がいる。

なので、少し怒りの感情ですが、

その感情を吐き出す為にもその事をそのまま書いてみます。

帰ってきて一番気にかかったのは二つの引退のこと。

ひとりは総理大臣の辞任であり、

ひとりは島田紳助さんの引退である。

情けないかな、自分の中では島田紳助さんの

引退の方がインパクト強いという感じ。

この辞任と引退。

同じような意味だけど、

結果が全然違うと思う。

それは、管さんは総理大臣を辞任しても、政治家は辞めないということ。

どうして政治家は責任をとって辞任をすると、

その役職だけ辞任して政治家という仕事を辞めないのだろうか?

いい例が、献金問題で責任をとって短期間で外務大臣を辞めた人が、

平気で次期総理大臣に立候補している。

彼はいったいどんな責任を果たしたのだろうか?

役職を辞めるだけで責任をとれるのであれば、

きっと、その役職に対して、

なにも責任を感じていなかったのだろう。

だから、前総理大臣だったという人達が、

今でも平気でいろいろな意見を申している。

彼らは自分が総理大臣だったとき

いったい何を学んだだろうか?

きっと、彼らも理想と現実のギャップに苦しみ、

そして、それをうまく調整と解決が出来なかったから、

結果的には責任をとって総理大臣を辞任したのではないだろうか。

それなのに、現総理大臣に対してアドバイスをするわけでなく、

非難ばかりしているように見える。

おそらく管さんもしばらくしたら、

平気で意見を言っているのではないだろうか。

結局のところ、政治家の人達は仕事を理解していないと思う。

仕事とは、自分の能力や商品を活かし、

お客様を幸せにすることだと思う。

政治家のお客様は日本国であり日本国民である。

そして政治家の商品(サービス)は、

国をまとめ皆を導く強力なリーダーシップだと思う。

だから僕らはその対価として税金を支払っている。

なので、責任をとるのであれば、

役職に対してだけ責任をとるのではなく、

その仕事のお客様すなわち国民に対して

責任を果たさないとスジがとおらないだろう。

一方、同時期に引退することになった島田紳助さん。

彼の仕事はあの話術の能力活かしテレビを通して

多くの人に笑いを提供することだったと思う。

そして、僕らは彼に対して直接的な対価は払っていない。

そういう意味では、きっと、総理大臣よりも、

島田紳助さんの方が多くの人を幸せにしたのではないだろうか?

たぶん、島田紳助さんは、当面の間、

もしかしたらずーっと、

もうテレビには出ないような気がする。

それが、島田紳助という人の

責任の果たしかただと思う。

日本という国の最高権力者である総理大臣、

テレビによく出ていただた1人の芸能人、

この2人の引退の違いが

今この国の政治を映し出しているような感じがする。

今日も1日ありがとうございます。



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