民主党の目玉政策であった高速道路の無料化。
それが先日発表された新高速料金では、
バイクに限って言えば、ETCがあってもなくても、
いつでもどこまででも¥1000で乗ることができる。
自分のバイクにはETCを付けていないので、
とてもいいニュースである。
3万ぐらいするETCを付けずに済んだと、、、
でもね、、
個人の意見であればこれでいいと思うが、
国の方策としてものすごく疑問に感じる。
国はこれまでETCというシステムを
ものすごく膨大な税金を投入して、
新設・維持管理をしてきているはず。
今までの料金体系では。
そのETCシステムへの移行促進のため、
ETC装着車への差別化して割引していた。
今回の案では、そのETCシステムの
存在を完全に無視したものになっている。
では、そもそもETCシステムを導入した動機は?
おそらく、料金所での渋滞解消・料金所要員の削減だったはず。
今回の新高速料金案により、
ETCを付けるメリットが完全に薄れ、
当面の間、ETC装着車と非装着車が混在し、
ETCと料金所要員の2つのシステムを
維持しなくてはならくなったと思う。
そして今回の料金体系は
3年ぐらいで予算が尽きるという。
ものの本質からみれば、
ETC導入を渋滞解消と要員削減を目的としたならば、
そのETCシステム導入・構築に充てた莫大な税金を利用して、
高速道路を完全無料化にすればよかったのでは?
無料化になれば料金所は要らないのだから。
それが国民の為になったのではと思う。
今回のことが一般の会社だったとしたら、
僕はその会社を信じることができないだろう。
今日も1日ありがとうございました。
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