煩悩の火を消し去ろう 4 -原発からの脱却を-

前回の記事で書いてきた

煩悩の火を消し去るというタイトル。

これも手塚治虫氏の「ブッダ」より言葉をいただいた。

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$人生を楽しもう!!
手塚治虫 手塚治虫のブッダ救われる言葉より 光文社知恵の森文庫より

あれは煩悩の火だ。

ボンノーって何さ。

人間の欲望の火が燃えとるのじゃ。

・・・・他の人間をみなさい。

みんなメラメラと燃えているだろう。

出世の欲、商売の欲、ぜいたくの欲、

大食いの欲、名声の欲、なまけ欲、

そんなのが燃えあがっとるんじゃ。

そうとも、人間はだれしも欲望を持っとるからな。

その火は恐ろしいぞ。

いまに身をほんとうに焼きつくすぞ。

文明が進むにつれて人間の欲はつのり、

その煩悩の炎はどんどん大きくなり・・・

その炎のためにさまざまな悲劇が起こるじゃろう。

そして、やがて世界が滅びてしまうじゃろう。

人間が長生きしたければ、煩悩の火を消すがよい。

それはいっさい欲をださず、自然のままに生きることじゃ。

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今回の原発の震災、まさにこのとおりではないか。

僕ら人類が今回の震災からなにも学ばずに、

自分には関係ないからと行動を改めず、

今までどおり電力を使い続けるには

どうしても能力が高い原子力発電所が必要になる。

しかし、そのままでは煩悩の炎が

どんど大きくなってゆき、

その先は、、、、

空気・電気・ガソリン・ガス・水・食物・・・

それらすべてはエネルギー。

そのエネルギーはすべて地球が僕らにくれる恵み。

そのエネルギーをゼロから人間は作ることができない。

そのエネルギーを自ら作り出したものと勘違いし、

そのエネルギーを我欲のままに使い続ける人類。

もうそろそろ煩悩の火を消し去るとき、

その時、きっと地球に感謝をすることができ、

毎日生きているという幸せを見つけることが

できるのだと思う。

今日も1日ありがとうございました。

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