最近、ニュースや新聞を見ていると、
増税というキーワードが目に入ってくる。
高速道路無料化がなくなり、
子ども手当もなくなる可能性があり、
消費税も引き上げると。
もし、この増税で歳入したお金をきちんと
被災者の方や被災地の復興に使うというのであれば、
自分は、この増税に賛成出来ると思う。
しかし、いまこの状況では、増税に賛成出来ない。
それは、国としてのこれからのビジョンが一切見えないから。
どうして、政治家の人たちはお金を
作り出すことから物後を考えるのだろうか?
たとえば、あなたが車を購入するとした場合、
営業担当者に
「とりあえず200万持ってきてください。
それから車を見つけます」
と言われたら素直に応じられるだろうか?
もちろん、震災復興に関して細かな内訳を求めている訳でない。
ただ、国として復興に関して明るいビジョンや目標をあげてほしい。
東北にある原発を無くしエネルギー転換をする、
放射能で汚染された土壌を10年以内にクリーンにする。
だから、いま、大体これだけのお金が必要になるから、
消費税をこれだけ引きあげたい。
どうしてこういうメッセージを発信できないのだろうか。
もし、このままビジョンや目標もなく増税をし、
歳入されたお金をみて、
「さあ、これをどうやって使おうか?」
という考えから始まるのではないだろうか?
そして、そのお金を使うことが目的になり、
年度末の工事が増える現象と一緒になるのではないだろうか。
こんな事を書く自分が考えすぎなのかも知れない、
ただ、お金を基準にして物事や人の気持ちを考えていては
見えるべきものが見えていないのではないだろうか。
そう感じる。
今日も1日ありがとうございます。
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