原発PRの中にある思惑

前回の記事の続き

A店・B店を例えにして説明・提案について書きましたが、

みなさんだったらA店・B店どちらの店から買いますか?

たぶん、B店ではないでしょうか。

相手に説明・提案をするということ、

それは物事をわかりやすくした上で、

相手の為に説明・提案をすることが基本。

B店は専門的な観点で、

2機種のスマートフォンのメリット・デメリットを

わかりやすくまとめたうえで購入者に説明・提案をする。

そして、最終的な意志決定を購入者に任せる。

A店も専門的な観点だが、

どうしてもαを売りたいという、

思惑が説明・提案に込められている。

そして説明・提案内容に思惑が存在する場合、

それは購入者の立場でなく、

自分の立場のことしか考えていないことが多い。

例えば、A店の場合、

αを売れば販売マージンが大きいなど。

原子力発電所のPR方法もA店と一緒だと思う。

安定した電力・クリーン・安全をキーワードにして

メリットだけを徹底敵に説明しデメリットに一切触れていない。

そしてこの小さい国に15カ所以上も原子力発電所が作られたのも、

電力供給以外に、利権という思惑があったのではないかと思う。

日本各地に原子力発電所を作り、

運用・管理するには莫大なコストが必要。

そして、メディアを使い原発は「安全・クリーンです。」と

PRするにも莫大な宣伝コストがかかっている。

そのお金は一体どこからでているのだろうか?

電気料金の収益だけで行っているのだろうか?

たぶん、国や政治家の利権も絡んでいるのでは。

よく、テレビで会見している原子力保安員という人たち。

彼らの説明を聞いていると、とても自分達の仕事の管理下で、

大きな問題が起きているという事を理解していないのではないかと思う。

今も現場で懸命で放射能と戦っている人たちの事を思いもせずに、

どこか他人事で、東京電力が悪く、自分たちの立場をだけを

一生懸命、正当化しようとしている気がする。

そんな、お役人的な人たちが原子力発電所の

利権という網に絡まっているのではないか?

そんな思惑がベースになって、

原子力発電所のPRが出来ているのではと思う。

そして原発PRには大切な要素が欠如している。

それは次回に続く。

今日も1日ありがとうございます。

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