前回の記事の続き。
マンションで、近隣の人たちに
なかなか挨拶できない子ども達。
そんな子ども達に、一方的なYouメッセージで、
「あいさつしなさい!!」と伝えてきた自分。
そのYouメッセージを
Iメッセージ+問いかけに変えてみた。
その日も、子どもと一緒に学校から帰り、
エレベーターに乗ったときに、
同じエレベーターに乗り合わせた人がいて、
自分は「こんにちは~」と挨拶したけれど、
やっぱり、子ども達はモジモジしていた。
それから家について、
しばらくしてから子ども達を呼び、
子どもと同じ目線に合わせてから話かけた。
自分:「パパはいつもあいさつしなさいと言ってきたけど、
どうしてパパがそう言ってきたかわかるかな?
パパは、あいさつをすることで、
自分も相手の人もお互いが元気になれる
ような感じがしているんだ。
朝、会った人に笑顔でおはよう~と言われたら、
やっぱりうれしく感じるんだよね。
だから、君たちにもおはよう~と
声を出して欲しいんだな~。
パパやみんながもっと元気になれるからね。
君たちはあいさつすることどう感じているのかな?」
-----—〈しばらくの沈黙〉-----—-
次男:「あいさつが大切なのはわかるのだけど、
やっぱりちょっと恥ずかしいんだよね。」
自分:「そっか~恥ずかしいのか~。
確かに知らない人にあいさつすることは、
少し恥ずかしくて勇気がいることかもしれないね。
でも、やっぱり、みんなが元気になるような、
あいさつをパパはしてほしいと思っているよ。
では、どうしたら、もう少し元気に
あいさつできるようになるかな~?」
-----—〈しばらくの沈黙〉-----—-
次男:「パパが、もう少し大きい声であいさつをしてくれたら、
僕も大きい声であいさつができるようになるかもしれない。」
自分:「なるほど~パパがもう少し大きい声で
あいさつすればいいのか~。
たしかに、その方がもっと元気になりそうだもんね。
お兄ちゃんはどう思うかな?」
長男:「僕も同じ意見だよ。」
こんな感じの会話をしたと思う。
Youメッセージで「あいさつしなさい!!」と言っていたときには、
子どもからは「ごめんなさい。」という言葉しか返ってこなかった。
でも、Iメッセージ+問いかけ変えたとき、
挨拶が大切な事は理解しているけど、
恥ずかしくて出来ないという思いが返ってきた。
これはYouメッセージでは引き出せない、
子どもの本当の思いだと思う。
それから次の日に早速実践をしてみた。
続きはまた明日書きます。
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