フォトリーディング50冊目
【タイトル】
自分を超える法 リーダーシップ編
【著者】
ピーターセージ
【本を読む目的】
本当のリーダーシップとは
感情の存在理由とは
【感想】
みなさん、リーダーという言葉に、
どんなイメージをもっていますか?。
自分の中でのリーダーとは、偉い人や出来る人がなるものであり、
会社で例えると上司がリーダー的な存在になると思っていた。
でもピーターセージはこう言っている。
本当のリーダーとは、多くのリーダーを育てた人である。
よく、会社とかで出世をしてリーダー的な立場になると、
急に態度や言葉が偉そうになる人がいる。
そういう人は部下に対して横柄な言葉をしゃべり、
常に上から目線で対応をして、部下の欠点ばかりを指摘する。
そんな状況では次のリーダーは育たない。
リーダーとは多くのリーダーを育てるもの。
そのためにもリーダー自身が信仰を持ち、
自分の感情などをマスターする必要がる。
この感情の教えの中で勉強になった事がある。
感情を評価してレッテルを貼れば貼るほど、
頭で考えれば考えるほど、感情は力を持つ。
自分がうつ病だった時、正にこの状態だった。
うつ病になった事象に対して、
なんて自分は”ダメなのだ”という
自己否定や後悔、自分に対する怒り、
その感情にダメというレッテルを貼って、
頭でそんな事を常に考えていた。
そして、その感情がどんどん強くなり、
また、その感情を頭で考え、
完全に答えなき負のスパイラルになり、
行動が出来なくなっていた。
では、この状況を解決する為、
この状況にならない為にはどうしたいいのか。
それは、
1.状況をコントロールしない。
2.感情をコントロールしない。
まずは、状況をコントロールしないこと。
どんな事でも現実になった事象は変える事ができない。
自分がうつ病になったことも現実である。
そして、その現実の状況を否定したり後悔しても、
その現実を変えることは出来ないし、
変えようとするからストレスになったり、
感情にレッテルを貼ってしまう。
だから、まずはその現実に状況を
素直に受け入れること。
でも、そうは言っても、人間だから
その時に色々な感情が涌き起こってくる。
その感情も否定したり抑圧してコントロールしないこと。
そもそも、人間の感情は、そのときの状況を感じる為に存在している。
高いところでの恐怖、楽しい時の喜び、悲しいときに悲しみ、
その状況を感じる為の感情と考えれば、
その時の感情を感じ尽くせばいい。
怖いと思ったら、今の自分は怖いんだな~と素直に感じればいい。
もし、自分を否定したり過去を後悔しているのであれば、
あ~今は自分を否定しいるな~
なんだか後悔しいるな~と感じればいい。
なぜならば、感情を感じ尽くすことがが出来たとき、
その感情は60秒で消えてしまうから。
そして、感情を感じ尽くしスッキリした後で、
この先どうするかを考えればいいのだと思う。
最後に、ピーターセージはこう言っている。
「人生で何か起こるかは重要ではない。
そして出来事に対して与える意味と、
その結果どのような行動を選択するかだけが重要だ。」
そして、
「その当時、自分が最悪だと思った事が、
今となっは、それがあったからこそ、
何かが出来るようになっているとか、
今の自分に役に立っていることが必ずある。」
ほんと、人生には良いことも悪いことも色々とおきる。
ピーターセージのこの言葉、今の自分にはなんとなく共感できる。
この本は、リーダーの本質と感情の扱い方を教えてくれる1冊です。
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