17/100冊目(去年累計67冊目)
【タイトル】
本を読む本
【著者】
M.Jアドラー
C.V.ドーレン
【本を読む目的・キーワード】
本の読み方とは?
★読書の目的とは?
シントピカル読書とは?
【感想】
辞書を使いたいと思うときは、
自分の中に疑問や質問がある。
それが辞書を使う目的である。
では、一般的な本ではどうだろうか。
書店やアマゾンで本を買うとき、
図書館で本を借りるとき、
本をパラパラとめくって、
なんとなく買ったり
借りたりすることがあると思う。
そして、なんとなく本を読んで、
ふ~んと少し何かに気づいて、
また、変わらない日常を過ごしていく。
昔の僕がそうだった。
これでは、本を読んだ達成感だけで、
本当は何の為に本を読んだのか?
その答がでていない状態。
昨日の記事で、
本を読む時に目的を明確にすると書いた。
僕はいま、
本を読む時に目的を明確するために、
3つの質問をしている。
1つ目の質問は、
【どうして自分をこの本を手にとったのか?”】
という質問を自分自身にする。
人は意識してないものは目にも入らないし、
その為に行動もしないもの。
星の数程ある本の中から、
その1冊の本を手にとったのは、
今の自分自身の潜在意識からの
メッセージだったりする。
2つめの質問が、
1つめの質問を明確にしたうえで、
本の中で気になる言葉や内容に対して
【どうして?】という質問をする。
それから質問に答になる
キーワードを中心に拾い読みしていく。
3つめの質問が、
本を読み終えた時に、
【この1冊本から得た気づきの中で、
現実に変換できることはどんなことだろう?】
本を読んでいくと、色々な気づきがある。
でも、人は忘れていく生きもの。
その気づきでさえ忘れていってしまう。
そのためにも、気づいた事をアウトプットして、
自分のリアルな人生の中で1つでもいいから、
気づきを行動へ変換していくようにする。
本を読む時に質問をする事で、
自分の中の意識が明確化できる。
意識が明確化出来たら、
自分の目的が明確化できる。
目的が明確になると、
本を読む方法と質が高まってくる。
その結果、
多くの気づきが生まれてくる。
なんとなく読むよりも、
目的を明確にして読むこと。
同じ時間を使うのであれば、
どちらがいいと思いますか?。
本を読む本 (講談社学術文庫)/J・モーティマー・アドラー
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