昨日の記事でその先のへ跳べ!!と書いて、
その後、子どもと近くの航空公園を散歩しているとき、
1つ感じたことがあった。
自由の大空へと飛び立つ飛行機。
飛行機は地上から飛び立つ為に滑走路へ向かうとき、
1つの条件を基に飛び立つ滑走路の向きを選択しています。
その条件とは、飛び立つときの風が
必ず向かい風になるようにすること。
飛行機は主翼に多くの空気を当てることで、
飛行機が浮く力(浮力)を得ることが出来るので、
主翼に多くの空気を当てるために、追い風ではなく、
向かい風に向かって走り出します。
大きい旅客機では、2000m級の滑走路を使用して、
ジェットエンジンをフルスロットルにして動きだし、
約30秒で時速300km/hにまで加速させて
主翼により多くの空気を当て、
一定の浮力を得てから地上を離れます。
↓昔の飛行機では、エンジンの出力が弱く、
離陸に必要な速度が瞬時に出せない為
離陸時により多くの空気を翼に当てられるように、
地上では機体が上向きの設計になっていたりします。
前置きが長くなりましたが、
飛行機は飛び立つために
向かい風という抵抗が必要と言うこと。
そして、人もその先へ跳び出すには、
やっぱり抵抗が存在していると思う。
人の抵抗とは、不安とか恐れとか恥とか、
ネガティブな感情のことだと思う。
これらの抵抗を跳越える事が出来たとき、
初めて次のステップへと飛び立つ事が
できるのではないだろうか。
飛行機はジェットエンジンという
推進力(行動力)を使って、
約30秒で離陸が出来るけれども、
残念ながら人にはジェットエンジンがついていない。
人が飛び立つためには
日々の1歩1歩の行動しかない。
その行動を続ければ行動が行動を呼び、
そのエネルギーが集積されたときに、
感情の抵抗を乗り越えて、
大空へ飛び立つ事が出来るのでないだろうか。
本物の飛行機を前にして、
子どもに飛行機が飛ぶ原理を説明したとき、
そんな事を感じました。
その先へ跳べ!!
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