昨日の記事で
今年は種まきの年と書きましたが、
種を蒔けば必ず発芽するとは限らないのが現実。
僕は、今農業の仕事をしている。
その仕事の中で、先日とある作物の種を蒔いた。
それはとても小さい小さい種。
こんな小さい種から芽を出し、
成長をして最終的には実をつける。
この生命のプロセスがとても不思議に感じた。
でも種は、どうして種の袋の中では発芽しないのだろうか?
どうして土の中に入ると発芽するのだろうか?
何を感じて発芽するのだろうか?
そんな疑問を感じたので調べてみた。
植物の種は、種の状態では休眠状態にある。
そして、種は3つの条件が揃うと、
休眠状態から目を覚まし行動を開始する。
その3つの条件とは、
・温度
・酸素
・水分
この3つの条件が、その種の条件に合致した時、
種から芽を出し、土から双葉を出し、
太陽から日光を受け、
大気から二酸化炭素を吸い酸素を吐く
その行動を繰り返しながら、
自身を成長させていく。
でも、どうして種は3つの条件を揃うまで待つのだろうか。
それは、一番最初の弱い芽が成長を続けるためには、
3つの条件が揃っていないと成長できない事を知っているため。
種が自分が成長できる条件を既に知っているのは、
1度芽を出してしまえば、もう後戻りが出来ないこと。
そして、成長という行動を継続するしかないということ。
この生命の法則の理解しているからだと思う。
昨日の記事で、
2012年は将来への種を蒔く年と書いた。
でも、ただ種を蒔くだけでは発芽はしない。
将来への種が発芽をする為にも、
3つの条件を揃える必要があると思う。
・感情
・意識(顕在・潜在意識)
・思考
この3つの条件が揃ったときに、
自分の成長の為の行動を生み出せるのだと思う。
特に最初の1歩の行動を生み出すときに、
上記の条件が揃っていないと行動を継続できない。
なぜならば、
最初の1歩の行動が一番弱く、
一番行動のエネルギーが必要なこと、
そして、潜在意識の現状維持プログラムが、
今のままで自分で保とうとするから。
でも、3つの条件を揃えてしまえば、
自分の心の中にある種が自然と芽を覚ます。
そして、その種は自分が成長できる条件を既に知っている。
1度芽を出してしまえば後戻りが出来ないこと、
成長を続けることが生命の法則。
種を蒔くと同時に、
その環境を整え、
発芽を促すこと。
これが今年の1歩だと思う。
コメント