2つの種

2つの種

またまた種の話。

いま皆さんが毎日食べているどんな野菜も、

最初は種から育ち成長してきたもの。

その野菜の種には下記の2種類ある。

 ・F1交配種(First filial genereation)

 ・固定種

スーパーで見かけるほとんどの野菜は

F1交配種の種から育てられたもの。

F1交配種とは、人間が種を品種改良して、

農家が大量生産で栽培しやすく、

野菜の形も味も整ったものが出来る。

大根で例えるなら、まっすぐな大根。

これは、物流面でもメリットになる。

このF1種は、種を蒔いて実が付くまで、

人間で例えると優等生の野菜で成長をする。

でも、その優等生の野菜から、

次の世代の種を取り次の年に蒔いた場合

2世代目(F2)からは、

F1の親とは異なる性質の野菜が出来上がる。

この為、今の農業では毎年種を購入して、

1世代のみで野菜を栽培していてる

そしてもう1つ固定種とは、

地場野菜といわれるもので、

その地域で何世代にも渡って絶えず育てられ、

種の命を受け継いできたもの。

その固定種の種には、

その地域の特徴がインプットされていて、

その地域の特徴に適応した野菜が出来るという。

きっと、僕らの心の中にも、

何世代から受け継いだきた固定種の

種がきっとあるのだと感じる。

その種の芽を出して実をつけることが、

人生での目標だったりするのではないだろうか。
$人生を楽しもう!!


コメント

タイトルとURLをコピーしました