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【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
心を学ぶことで
会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
★交流分析
勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の記事の続き。
人には3+5のキャラクターがあり、
そのキャラクターを通して、
言葉を発したり、言葉を受け止めている。
だから、同じ言葉を聞いても、
優位なキャラにより受け止め方が違ってくる。
そして、この受け止め方のズレが、
コミュニケーションのズレになり、
近ければ近い人とほど、
ズレが大きくになっていく。
例えば、
彼が大好きなカレーを
あなたが一生懸命作ったとする。
そして、あなたは、
子どもの心で彼にこう聞く。
「ねえねえ、私か作ったカレーおいしい?」
でも彼は、
「うーん、こくまろカレーの方がおいしいな」
と冷静・客観的な大人の心で答えたとする。
そうすると、彼女はどんな気持ちになるだろうか。
交流分析で図にすると下図のようになる。
そして、彼女はむっとして、
「そんな感想は聞いていない」と言い、
彼も彼女の”むっ”に反応して、
「質問されたから、素直な気持ちをいっただけじゃん」
と開ききなおる。
ここから、言葉のドッチボールが始まり、
お互い欠点などお言いたいことを一方的にぶつけ合い、
片方が打たれ負けるまで勝負が続く。
もう、カレーのことなんて
どうてもよくなっていて、
自分の正しさを主張しあう。
ちょっと、大げさに書いているけど、
こういう事はよくあることだと思う。
ちょっとした、交流のズレから、
言葉のドッチボールが始まり、
相手に言葉をぶつけ合う。
人は、近ければ近い人ほど、
ドッジボールをしてまう。
また、続きを明日書きます。
マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)/ナカタニD.
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