言葉のドッチボール【職場系心理学】

33/100冊目(累計81冊目)

【タイトル】

 会社組織が蘇る。職場系心理学

【著者】

 監修:衛藤信之

 作画:ナカタニD

【本を読む目的・キーワード】

 心を学ぶことで

 会社組織と成果主義

 社内でのコミュニケーション

 企業のメンタルヘルス対策

 ★交流分析

 勝ちと負け

 価値観の対立

 3日の命

【感想】
 
 昨日の記事の続き。
 
 人には3+5のキャラクターがあり、
 
 そのキャラクターを通して、
 
 言葉を発したり、言葉を受け止めている。

$人生を楽しもう!!-交流分析1
 
 
 だから、同じ言葉を聞いても、
 
 優位なキャラにより受け止め方が違ってくる。
 
 
 そして、この受け止め方のズレが、
 
 コミュニケーションのズレになり、
 
 近ければ近い人とほど、
 
 ズレが大きくになっていく。

 例えば、
 
 彼が大好きなカレーを
 
 あなたが一生懸命作ったとする。
 
 そして、あなたは、
 
 子どもの心で彼にこう聞く。
 
 「ねえねえ、私か作ったカレーおいしい?」
 
 でも彼は、
 
 「うーん、こくまろカレーの方がおいしいな」
 
 と冷静・客観的な大人の心で答えたとする。
 
 そうすると、彼女はどんな気持ちになるだろうか。
 
 交流分析で図にすると下図のようになる。

$人生を楽しもう!!-交流分析5
 
 
 
 そして、彼女はむっとして、
 
 「そんな感想は聞いていない」と言い、
  
 彼も彼女の”むっ”に反応して、
 
 「質問されたから、素直な気持ちをいっただけじゃん」
 
 と開ききなおる。
 
 
 ここから、言葉のドッチボールが始まり、
 
 お互い欠点などお言いたいことを一方的にぶつけ合い、
 
 片方が打たれ負けるまで勝負が続く。
 
 
 もう、カレーのことなんて
 
 どうてもよくなっていて、
 
 自分の正しさを主張しあう。
 
 
 ちょっと、大げさに書いているけど、
 
 こういう事はよくあることだと思う。
 
 
 ちょっとした、交流のズレから、
 
 言葉のドッチボールが始まり、
 
 相手に言葉をぶつけ合う。
 
 人は、近ければ近い人ほど、
 
 ドッジボールをしてまう。
 
 
 また、続きを明日書きます。
  
 
$人生を楽しもう!!-職場系心理学

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