いまから仏になること|二宮金次郎の幸福論

人文・思想

今回のキーワード

★仏になること

いまから仏になることる

二宮金次郎幸福論のマインドマップ
生きているときは人で、死んで仏になると思うのは間違っている。生きているとき仏であるから死んで仏になるのだ。生きているときに人で、死んで仏になるわけがない。生きているとき鯖の魚が、死んで鰹節となる理屈はない。林にあるとき松で、伐られて杉となる木はない。だから生前仏で、死んで仏となり生前神で、死んで神である。

生きるということは死に向かっていくということ。

それは、誰もが逆らえない。

死んだら天国・地獄にいくのではなく、生きているいまの現実が、天国に見えるのか、それとも、地獄に見えるのか、ただ、それだけなのかもしれない。

人は、地獄のなかでも幸せになれるし、天国のなかでも不幸にもなれる。

誰にでも必ず訪れる死のことを考えたり、まだ見ぬ先の不安を感じたりするよりも、いまここの自分の内なる楽しみを見つけることが、天国になる道なのだと思います。

続きを明日書きます。

今回のオススメの本

コメント

タイトルとURLをコピーしました