今回のキーワード
★知ること
知識だけは空論になる
世人の著わす書物は、多く空言である。身を修め家を整える書物はまだ聞いたことがない。また荒れ地を開墾し衰村を復興する書物を聞いたことがない。廃国を興す書物などは、なおさらだ。みな、いらずらに古語をかすめ取ってきて、空論を拡張するだけのこと。それが実際の役に立たぬのはあたりまえだ。私の場合はそうではない、荒地を開墾し、廃家を復興してから、後にこれを書き、衰村を取り直し、廃国を復興してから、後にこれをしるすのであるから、名実共に備わっている。
田んぼを耕すときに、田んぼの耕し方の本を読んだだけでは、実際の田んぼは耕されない。
そして、いつかは、自分自身で鍬をもち汗をかきながら耕さなくてお米は実らないもの。
それは、心も一緒のこと。
本屋さんには、心の本、コミュニケーションの本など、たくさんの知識が売られているけど、本を読んだだけでは、実際のところなにもかわらない。
知識だけあつめると、それは空論を拡張するだけのこと。
本は読む事が目的ではなく、本から知ったことを、実際の行動に移してみて、自分の経験値を増やしていくこと。
鍬を持ち田んぼに出向き自分で耕すことでお米が実る。
情報化社会だかこそ、田んぼの耕し方の鍬の持ち方の情報までもが揃う社会。
でも、耕し方や鍬の持ち方を学ぶぐらいなら、実際に鍬をもって耕してしまった方が早いし、実際の行動からから感じるうる経験ほど、自らの学びに勝るものはない。
さあ、社会という田んぼにでて、今日も鍬を持ち自分で耕しましょう。
耕した分だけ、実りがあるものだから。
続きを明日書きます。
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