マインド・コントロールに陥るとき|正義という名の洗脳

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★洗脳・マインドコントロールとは

マインド・コントロールに陥るとき

正義という名の洗脳マインドマップ
洗脳とは、特定の主義・思想を持つように、暴力的・精神的圧力を使った強制的な思考改造。

マインド・コントロールとは、強勢によらず、さも自分の意思で選択したかのように、あらかじめ決めた結論へと誘導すること。

いまの日本では、洗脳にあう機会は少ないけど、マインドコントロールはそこら辺で溢れている。

人を洗脳・マインドコントロールするには何通りかの方法があるけれど、そのうちの1つが不安や恐怖、罪悪感を与えること。

ある宗教の勧誘を受けたことがある。

その宗教に入会すれば、とっても幸せで豊かになれるという。

「でも、もう今はとっても幸せで豊かです」と返してみると、すると今度は、今の日本の社会が、どれだけ不安な状態で、このままでは不幸になるということを主張をしてくる。

幸せで豊かになるための宗教なのに、その宗教に入会させるためにいまや未来の不安を煽りはじめる。

それが本当の幸せで豊かなことなのだろうか。

花粉症の季節になれば、花粉が飛び散る映像から、花粉対策商品の説明に入る。

ガン保険の商品の説明であれば、いかに人はガンで死にやすいかをわかりやすく説明をしてくれる。

自分の商品や思想に光りをあてるために、影の部分を作り出す必要がある。

でも、もし、本当に、相手の幸せや豊かさを求めるのであれば、影を作り光りの説明をするのではなく、自分の信じる光りの話しだけをすればいい。

それなのに、なぜ影をつくるのか?

人は不安や恐怖・罪悪感を与えられると、自らその不安や恐怖・罪悪感を解決しようと動きだすから。

それが、マインドコントロール。

今の日本では宣伝とい名の、マインドコントロールが溢れている。

だから、自分が不安や恐怖を感じたとき、その不安や恐怖を、すぐに解決しようとするまえに、その不安や恐怖はどこからやってきたのかを、誰に与えられたのか?を自分なりに考える必要があると思います。

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