33/100冊目(累計81冊目)
【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
心を学ぶことで
会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
★交流分析
勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の記事からの続き。
コミュニケーションとは、
言葉から相手の気持ちをくみ取り、
それを1度キャッチしてから、
そのまま返してあげること。
そして、自分の気持ちや感情は、
素直にIメッセージで思いを伝えること。
これがコミュニケーションの大前提。
だけど、、、
これが、なかなか難しい。
とくに、いつも一緒にいる夫婦間や親子間になると、
言葉と気持ちのキャッチボールではなく、
言葉と気持ちのドッジボールの勝負になっていることが多い。
しかも、無意識のうちに勝負に挑み、
お互いに勝負していることも意識できていない。
だから、お互いに疲れ、その関係性も疲れてくる。
彼・彼女と出会った時、
あの頃のデートとは、とても楽しくよかったのに、、、
でも、結婚してみて”こんな人だと思わなかった・・”
この子が生まれた時、
あんなに無邪気でかわいい笑顔だったのに、
どうして、今は反抗ばかりするの。
もし、そう感じる人がいるのであれば、
あなたが恋人や子どもと始めて出会った時の
気持ちに1回戻ってみてください。
その時のあなたは、どんな気持ちで
相手に接していましたか?
きっと、相手の事が、まだよくわからないから、
相手に気遣いをして、相手の事を感じながら、
言葉と気持ちのキャッチボールをしていたのではないですか?
そして、その相手もまた、
あなたの事を気遣い、あなたの事を感じながら、
言葉と気持ちのボールを、あなたに返していた。
赤ちゃんだって、言葉はしゃべれないけど、
笑顔であなたに気持ちを返していた。
だから、お互いに”共感”が生まれ、
お互いの人生を一緒に歩もうと
決めたではないでしょうか。
相手が”こんな人”になったのではなく、
実は、お互いのコミュニケーションのズレが、
”こんな人”に仕立て上げているのではないでしょうか。
続きを明日書きます。
マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)/ナカタニD.
¥800
Amazon.co.jp
コメント