自分のルールブックを知る|道は開ける

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自分のルールブックを知る

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人はとかく、出来事に自分の感情や価値観をくっつけて物事を勝手に解釈をしている。

なので、事実と感情・価値観を分別すること本当の事実が見えてきて、悩みの焦点を広くすることができる。

でもね、これを文字で書くことはとっても簡単なのだけど、やってみるとなかなか難しい。

それは、なぜか?感情も価値観も無意識的であり、瞬発的に反応をしているものであり、、思考で事実を認識した時点で、もう感情も価値観も入り込んだ解釈をしている可能性がかなり高いから。

なので、事実と感情・価値観を分別するには、まずは意識的な訓練が必要なります。

僕なりの訓練方法を簡単に書くと、夜寝る前などに、1日を振り返り、自分の感情が大きく動いたことを何個か思い出して、事実・感情・結果・意見,反論に分別して紙に書き出していくこと。

例えば【事実】【感情】【結果(行動)】【意見・反論】足を踏まれた怒りイライラしたごめんさいぐらい言って欲しかった子どもが部屋をちらかした怒り怒鳴った部屋をきれいにしてほしかった来週重要な今はできることをするまで。

会議がある不安夜眠れないいまこのときの不安ではない1日の感情をすべて書き出そうとすると、それはもう膨大の量になるので、まずは1日5個程度からはじめるといいと思います。

自分自身もうつのときにこの訓練を行った結果、今まで自分が事実だと思っていたのは、事実ではなく多くは自分の思い込みであり、そして、自分の思い込みで自分が苦しんでいたことに気づきました。

人の感情や価値観は自分自身のルールブックのようなものです。

そのルールブックは自分の人生を歩んできたなかの体験から、作られてきたものです。

子どもの時に子どもの視点で作ったルールが大人になっても適用されている場合があり、そのルールが自分を苦しめていたりします。

自分のルールブックは無意識領域にあるので、見ようと思っても見れるものでもありません。

そのため、自分のルールブックを知るためには、ルール違反をしたとき・違反するできごとが起ったとき、すなわち自分の感情が動いたときに意識的に事実と感情を感じとり記録してリスト化することが必要です。

リストがある程度蓄積され、感情のカテゴリーで分類をしてみると、自分のルールブックを見えてきます。

あとは、今の自分にとって、ルールの取捨選択をすればいいのです。

結局のところ不安もストレスも悩みも、このルールブックを基準にした結果です。

己を知る事とは自分のルールブックを知ること。

ルールを知らないで野球をするよりも、ルールを理解して野球をしたほうが、はるかに面白いし戦術もつくりやすい。

きっと、人生も一緒なのだと思います。

続きを明日書きます。

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