今日は火曜日。
とある農家へお手伝いに行く日。
やきとり・からあげ、職場で働いていたころの、
仕事後の飲み会の定番メニューだった。
自分も鳥料理は大好きである。
で、今日はその鶏をさばくお手伝いをした。
ここの農家は鶏舎があり、新鮮な卵を商品としている。
鶏は若いうち卵をたくさん産むが、
年をとると産卵が少なくなる。
そのような鶏は自家用としていただく。
これも人間の食文化のひとつだと思う。
魚はよくさばくけど、鶏は初めての経験・・・
どうやるか簡単に言うと・・・
1.生きている鶏を縛り、棚に吊るし頸動脈を切断して血を抜く。
2.お湯で少し煮て、鳥の羽根を抜いていく。
3.鳥の食する部位を切り出す。
今回、全プロセスを手伝わせてもらった。
貴重な経験である。
鶏の頸動脈を切る際、鳥も事態がわかるか、必死で抵抗する。
鶏に「ごめんなさい」っと思いながら包丁を入れる。
最初は暴れているが、だんだん力が抜けていくのがわかる。
命を感じる一瞬である。
鶏の毛をむしり、食べる部分を切断していく。
もも肉・胸肉・ささみ・手羽先などなど、
いつもスーパーで見かける鶏肉になっていく。
残酷のようだけど、鶏肉を食べているのは事実。
今までは知らない・見えていないだけで、
いつも購入している鶏肉も同じプロセスで鶏肉になったもの。
そう考えると、自分たち人間は動物や植物の
貴重な生命をいただいて生きていると思う。
そう感じられると自分が当たり前のように生きているけど、
実は、いろいろな生命をいただきながら生かされていると思う。
だからこそ、毎日、毎日、いろいろなものに感謝しながら、
生きていければと思う。
子どもたちにも経験してほしい作業だった。
今日の鶏肉を挽肉にして、少し分けてもらった。
帰宅して、さっそく子どもたちに今日のお話をしてから、
晩御飯に肉団子スープにしていただいた。
おいしかった~。
ニワトリさん「ごちそうさま」
そしてありがとう。
今日も1日ありがとうございました。
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