昨日はとある農家さんへ手伝いの日。
昨日はおみやげでおふくろ大根をもらった。
この大根、スーパーでよく見かける
スレンダーな青首根とはことなり、
真ん中あたりから膨らむぶさいくな大根。
そのぶさいく大根が二つに別れたもの。
まず、家に帰ってきて、この形を楽しむ。
子どもたちも大根はまっすぐなものとイメージがあるから、
この大根をみてびっくり。!!
さっそく色々な発想が始まり、
次男がママの足と言っていた。。。
子どもに持たせたら重たくて、
落としてしまい折れてしまった。
この大根は煮込み料理にすると最高とのこと。
今日さっそく煮込んでみよう。
農家の人に、なぜこの大根がスーパーに
でていないのかと質問したら、
まず、収穫が大変なこと、
今日の収穫の時もスコップを使って周りを掘り収穫した。
そして、輸送、店頭に置く際に、とても場所をとるとのこと。
まっすぐな青首大根であれば、重ねても崩れないが、
このおふくろ大根は真ん中が一番膨らむため、
どしても安定して重ねられない。
いずれにしても、効率化を求めた結果が、
いまのスーパーには青首大根しかなくなっただと思う。
今のこの社会、色々なところに
効率化の弊害があると思う。
大根一つにしても、スーパーに種類があれば
料理の用途によって大根の特徴を使い分けて
料理を楽しむことができたりする。
そして何より、子どもたちが大根はまっすぐで
きれいなものと固定観念を持ってしまうこと。
その子どもたちが大人になる頃には、
大根は真っ白でまっすぐできれいなものしか
存在しなくなってしまうのではないか。
大根は土の中に育ち、土・気候の条件により、
曲がったり、二つに分かれたりするもの。
でも、それも大根。
とてもおいしい大根。
見た目にとらわれず、
物の本質をみればわかること。
スピードや社会からの見た目だけで、
良い、悪いを考える今の社会。
ものの本質を感じられる社会になってほしい。
今日も1日ありがとうございます。
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