”食べる”ことに意識を向けて、
”食べられる”ことに感謝をすること。
僕らは、今日も食べることで、
今日1日の活動エネルギーを作り出している。
”食べる”ことで今日も生きていられる。
でも、僕らは食べるものの結果しかみていない。
レストランでは、美味しそうな料理、
スーパーでは、陳列されている、
きれいな野菜や魚や肉。
その結果だけを見て、
おいしい・おいしくない、
きれい・きたいない
国産・外国産
高い・安い、などなど、
結果だけをみて善し悪しを判断している。
でも、”食べもの”の全ては生命体であり、
その生命体は、必ず種や卵などから、
1つの命として地球に生まれ、
時間と共に命を育んできたもの。
そして、最後に生命体から”食べもの”に変わり、
今日も料理の食材になったり、
スーパーに陳列されたもの。
そう考えると、今日食べる、”食べもの”も、
自分と同じ時間軸で命を育んで成長してきたもの。
そして、片方の命は食べ物に変わり、
もう片方の命は、食べ物に変わったその命を食べて、
今日も自らの命を継続させていく。
一期一会という言葉がある。
一生に一度だけの出会いと思い誠意を尽くすこと。
これは、人間関係の出会いのことだけのことではなく、
自分が今日食べる”食べもの”にも言えること。
今日食べるどんな”食べもの”にも、
必ず1つの生命のストーリーがあり、
そのストーリーの終焉であなたに出会い、
最後にあなたのエネルギーへと変わる結末。
今日の食事をする前の「いただきます」と言うとき、
その”食べもの”との一期一会を感じ、
生命のストーリーを想像してみると、
自然と感謝が出来るようになると思う。
コメント