前回の記事で書いた魔法の質問
その本を読み、自分の仕事の質を変えた
魔法の質問?を思い出した。
少し長いですがストーリー形式で
その事を書いてみます。
----------------------------------------------
以前、自分はネットワークエンジニアとして、
とある中小企業の情報システム部に派遣されていた。
そこのお客様先で、ネットワークエンジニア業務と
パソコンが動かないなどのPCサポート業務を行ってた。
派遣されて1ヶ月が過ぎようとしたとき、
その会社の社長から直接内線電話がかかってきた。
そこの会社の社長は海外への出張がとても多く、
会社にいるのは月に2日~3日程度でとても多忙な社長。
会社のオーナー社長でとてもパワフルな社長。
そんな社長からの内線電話。
電話をとると、いきなり、
社長:「エクセルが動かない、直ぐに直してください」
電話を切り、急いでビルの最上階にある社長室にいく。
まるで別空間の社長室、秘書に状況を説明して、
社長室に通してもらう。
そこはもっと別世界。
立派な机、立派なイス、立派な絵、
そこにムッスとして立っている社長。
この状況だけでとても緊張している自分。
社長はあいさつもなく、
社長:「エクセルが動かない、直ぐに直してください」
自分:「わかりました、直ぐに調べます。お待ちください。」
とトラブルシューティングを始める。
内心、簡単な問題であってほしいと思ったが、
だいたいこういう状況の時は複雑な問題になっていることが多い。
この時もそうだった、エクセルにエラーメッセージが表示され、
焦っている自分とは反対に、ものすごくスローな動きをするエクセル。
後では、イライラしている社長の殺気すら感じる。
それから10分後ぐらい、
問題の原因がわかり、問題要素を取り除き、
後はPCの再起動で終わるというとき、
社長が部屋の出口に向かいながら、
社長:「もう、いいよ。我が社はそんな君の会社に
お金を払っていると思うと残念に思うよ。」
っと言って社長室から出て行った。
自分はエッっと思った。
これだけ複雑な問題を10分で解決して、
もうすぐに問題を解決するのに。
どうしてこの社長はこんな事を言うのか?
驚きと怒りが心の中にこみ上げてきた。
とりあえず、問題を解決して、
自分と仲のよかった
秘書の方に状況報告と
少し愚痴をこぼしたら、
秘書:「社長は会議の時間が迫っていたから」
この言葉を聞いて、
今回の件は、自分の仕事のやり方に問題があり、
社長が怒った理由も理解できた。
その2へ続く。
-------------------------------------------------------—-
今日も1日ありがとうございます。
コメント