仕事の質を変えた魔法の質問 1

前回の記事で書いた魔法の質問

その本を読み、自分の仕事の質を変えた

魔法の質問?を思い出した。

少し長いですがストーリー形式で

その事を書いてみます。

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以前、自分はネットワークエンジニアとして、

とある中小企業の情報システム部に派遣されていた。

そこのお客様先で、ネットワークエンジニア業務と

パソコンが動かないなどのPCサポート業務を行ってた。

派遣されて1ヶ月が過ぎようとしたとき、

その会社の社長から直接内線電話がかかってきた。

そこの会社の社長は海外への出張がとても多く、

会社にいるのは月に2日~3日程度でとても多忙な社長。

会社のオーナー社長でとてもパワフルな社長。

そんな社長からの内線電話。

電話をとると、いきなり、

 社長:「エクセルが動かない、直ぐに直してください」

電話を切り、急いでビルの最上階にある社長室にいく。

まるで別空間の社長室、秘書に状況を説明して、

社長室に通してもらう。

そこはもっと別世界。

立派な机、立派なイス、立派な絵、

そこにムッスとして立っている社長。

この状況だけでとても緊張している自分。

$人生を楽しもう!!

社長はあいさつもなく、

 社長:「エクセルが動かない、直ぐに直してください」

 自分:「わかりました、直ぐに調べます。お待ちください。」

とトラブルシューティングを始める。

内心、簡単な問題であってほしいと思ったが、

だいたいこういう状況の時は複雑な問題になっていることが多い。

この時もそうだった、エクセルにエラーメッセージが表示され、

焦っている自分とは反対に、ものすごくスローな動きをするエクセル。

後では、イライラしている社長の殺気すら感じる。

それから10分後ぐらい、

問題の原因がわかり、問題要素を取り除き、

後はPCの再起動で終わるというとき、

社長が部屋の出口に向かいながら、

 社長:「もう、いいよ。我が社はそんな君の会社に

               お金を払っていると思うと残念に思うよ。」

っと言って社長室から出て行った。

自分はエッっと思った。

これだけ複雑な問題を10分で解決して、

もうすぐに問題を解決するのに。

どうしてこの社長はこんな事を言うのか?

驚きと怒りが心の中にこみ上げてきた。

とりあえず、問題を解決して、

自分と仲のよかった

秘書の方に状況報告と

少し愚痴をこぼしたら、

秘書:「社長は会議の時間が迫っていたから」

この言葉を聞いて、

今回の件は、自分の仕事のやり方に問題があり、

社長が怒った理由も理解できた。

その2へ続く。

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今日も1日ありがとうございます。

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