最近、本屋さんに行くと、
全国のパワースポットを紹介した本が
平台の上に並べられている光景をよく見かける。
自分も以前よりパワースポットと言われる所に行くのが好きで、
先週末、長野県にある分杭峠という所にバイクでツーリングに行ってきた。
分杭峠はゼロ磁場といわれている場所。
それは、分杭峠が日本の中央構造線という異なる
地層がぶつかり合う線の真上にあり、
その構造線のお互いの地層から、
正反対の2つの磁界が均衡して発生する事により、
一見ゼロに見える場所から「気」が発生しているというところ。
ここがテレビで放映されパワースポットとして大人気だという。
(詳しくは分杭峠で検索してみてください。)
分杭峠の先にある北側露頭という所にいくと、
中央構造線を目で見ることができる。
この場所を境にオレンジ色の地質と
灰色の地層がくっきり分かれている。
大昔の大地の活動を感じる事ができる。
その分杭峠のゼロ磁場という場所に行ってみた。
自分の中で、この場所に来れば何か(悟り?)を
感じる事が出来るのでは?
という変な期待があったりしたが、
自分は特に何も感じる事はできなかった。
それでも、この場所に沸く水を飲み、
周りの山々・木々の緑を眺め、
近くの流れる清流の音・小鳥たちの声を聴き、
肌に当たるきもちのよい風を感じ、
それら自然の演出を1時間ぐらいボーッと
感じているだけでとてもリラックスできた。
そして、自然からエネルギーをもらえた感じがした。
いま、パワースポットが人気で、
そこに何かを求めて行く人が多いという。
場所によっては行列が出来ているという。
でも、本当のパワースポットとは、
そこに何かがあるのではなく、
その場所で自分の五感で何を感じるのか?
という事が大切なのではないだろうか。
そして、その場所が自宅の部屋や近所の公園であっても
自分の五感が気持ちいい場所であれば、
そこが、自分自身のパワースポットになるのではないだろうか。
分杭峠にきて、なぜかそう感じた。
自分の近くのパワースポットを探してみようと思う。
今日も1日ありがとうございました。
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