今回の記事を書くにあたり、
初めてあの当時の日記を読み直しました。
つい最近まで、あの頃の記憶は
自分の中で抹消してしたいものだったので、
日記を読み返そうとは思わなかったのですが、
あの経験があるから、今があると思えるようになり、
今回、日記を読み返しました。
その当時の日記は、文章は短いのですが、
当時の自分の悲痛な叫びが書かれていました。
そして、考えられず行動できなくなる自分を、
日々、自分自身で責めて行動を煽るような感じでした。
さて、前回の記事の続き。
病院と自分の関わりの中で大切な事が抜けていたこと。
まずは、自分の視点から。
これは、前回の記事までで何回も書いてきたことだけど、
当時抱えていた問題の解決を病院と薬に完全に依存させていた。
行動が徐々に出来なくなり、その結果仕事が増え、
その結果、仕事の問題が増えていく、だけど行動ができない。
この負のスパイラルに陥った時に病院に行った。
だから、病院に行けば、薬を飲めば、
行動出来ない自分を変えられる、
今の状況を変えることができると、
思っていた。
そして、自分の期待通りに薬を処方してもらい、
その日から薬を飲み続けた。
だけど、
仕事の状況は変わらなかった。変えられなかった。
そして、もっと薬を飲めば、
もっと病院に行ってカウンセリングをすれば、、、
自分の仕事の問題を解決出来るようになる。
だんだん、自分の外側の問題の解決を病院や薬に求めてしまった。
もちろん、病院に行き、薬を飲み、
カウンセリングをして、
気分が落ち着く事もあったから、
その事を否定するつもりはない。
でも、病院や薬やカウンセリングが、
自分の外側の問題を解決してくれるのではない。
病院や薬は、自分の内側の問題を少しサポートしてくれるだけ。
自分の外側の問題は自分で現実的な行動に移さなければ解決できなかった。
だけど、窮地に陥っているとき、弱っているときは、
その事を勘違いしてしまい、病院や薬に外側の問題を
解決してもらいたいと思ってしまうもの。
そのバランスを自分も病院も理解する必要があったのだと思う。
病院や薬では自分の外側の問題を解決できない。
では、実際に問題を抱えていた当時の自分は、
実際にどうすればよかったのだろうか?。
それは、
上司とか同僚とか会社の仲間達に、
素直に助けてくださいと言えればよかったのだと思う。
当時は、上司は自分の内面の問題を知っていたけど、
同僚とかには、その事を隠して仕事をしていた。
だから、外面は普通を装って、内面はボロボロという感じだった。
あのとき、素直に助けてください。手伝ってくださいと言える自分であったなら、
仕事の量を軽減して、仕事の問題を少しずつでも解決できたのかもしれない。
その事を、今だから感じるが出来ました。
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