去年まで、1冊につき1つのブログで
アウトプットを行ってきたけど、
今年からは本を読む目的に対して、
アウトプットをしていこうと思う。
なので、昨日と引き続き未来記憶。、
【タイトル】
未来記憶
【著者】
池田貴将さん
【本を読む目的】
未来記憶とは
★意味づけとは
計画の使い方とは
【感想】
「さあ、今日は掃除をしましょう。」と言われたら
みなさんは、どう感じますか?
僕は、正直に面倒だな~と感じる。
でも、どうして掃除と聞くと面倒だと感じるのか。
体を動かすのが嫌だから?
ほこりを吸いたくないから?
他にやりたい事があるから?
う~ん、どれも当てはまらない。
掃除と言われると感覚的に面倒と感じるだけで、
具体的には面倒な事を説明できない。
妻は掃除が好きなタイプだと思う。
休日になると掃除をしている。
たぶん、面倒と感じていないだろう。
同じ掃除という行動に対して、
面倒と感じるか、感じないか、
その違いは3つの記憶の使い方が異なっている。
僕が掃除を面倒だな~と感じるのは、
過去記憶から、子どもの頃に感じた、
「掃除は面倒くさいものだ」という記憶を使っているか、
現在記憶から、「他にも今やりた事があるのに」という、
どちらかの記憶にアクセスして、
掃除という行動に対して「面倒だと」意味づけをしている。
では、妻はどうだろうか。
妻は掃除に対しては未来記憶を使っている。
掃除が終わった後の、きれいになった部屋が気持ちがいい。
だから、今、掃除をしたいと思っている。
掃除という行動の先にある結果、
”きもちがいい”という感情を得たいと思っているから、
掃除という行動に対して「きもちがいい」と意味づけをしている。
掃除という1つの行動に対して、
・僕は過去・現在記憶 → 「面倒くさい」という意味づけ
・妻は未来記憶 → 「きもちがいい」という意味づけ
掃除という行動をする時に、
どの記憶を使い、どんな意味づけをした方が、
行動につながると思いますか?
人は現実に起こることを
過去記憶や現在記憶を使って、
無意識で意味づけをしているので、
感覚的に嫌だと思ったり、面倒だと感じたりする。
でも、現実で起こることには、
良いも悪いもなく、ただその事実があるだけ。
であるならば、
未来記憶と自分にとっていい意味づけを意識的に行い、
その行動の先から得られる「きもちがいい感情」を
先に感じながら行動へとつなげる事が大切なのだと思う。
面倒くさいと感じるとき、
その裏にはやりたいと思っている自分がいる。
なぜならば、
やりたいと思わない事は、
面倒くさいとも思わないから。
面倒くさいと感じた時に、
意識的に未来記憶と意味づけの
上書きを行っていきたいと感じました。
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