昨日に引き続き未来記憶。
【タイトル】
未来記憶
【著者】
池田貴将さん
【本を読む目的】
未来記憶とは
意味づけとは
★計画の使い方とは
【感想】
車で見ず知らずの土地に出かけるときに、
カーナビで目的地を設定しますか?
僕は日頃、あまりカーナビを使わないけれど、
知らない場所に行くときには
カーナビで目的地を設定する。
それはどうしてか?
カーナビの機能的には、
行きたい目的地の方角を常に示してくれて、
そこに向かっての音声案内をしてくれるから。
そして、指定ルートから外れたとしても、
自動的にルートを再計算して、
常に目的地へと導こうとしてくれる。
その機能のおかげで、道順に不安に思うこともなく、
道に迷うこともなく、運転に集中が出来て、
迷うことがないから時間も有効に使える。
カーナビはとても便利な機械だと思う。
でも、カーナビには1つの欠点がある。
それは、行きたい所を自分で明確にして、
必ずインプットをしなくてはならないこと。
カーナビはあなたの状態を察知して、
その状態にあったところへ案内はしてくれない。
カーナビは自分自身で行きたいところを明確にして、
そこへ行くまでのサポートをしてくれるだけ。
とてもあたりまえの事だけど、
とても重要な事だと思う。
なぜならば、
人の人生においても同じ事が言えるから。
人生の中での目的地、すなわち自分の夢や目標を、
明確にすることで、初めて自分の進むべく道が見えてくる。
そして、進むべき道が見えるから、
その道中で現る交差点でどちらに進むか
必要な判断が出来るようになる。
ついつい、僕らは最初に進むべき道を探そうとする、
でもそれは、目的地を設定しないカーナビに、
道案内をお願いしていることと同じ状態。
カーナビは目的地を明確にしインプットしてこそ、
その機能をフルに使える機械。
そして、きっと、人間の潜在意識にも
カーナビと同じような機能があるのだと思う。
思考は現実化する、引き寄せの法則など、
なりたい自分を明確にイメージする事で、
そこに向けた必要な事を引き寄せて、
時間の経過とともに現実化するということ。
これは、カーナビと同じように、
潜在意識が目的地へ導いているという事だと思う。
目標を立てる理由は、目指す未来を実現するために、
今をどう行動したいか明確にする為である。
そして、目標に向かう為の道順が計画であり、
計画とは、道順と実際走っている道に
ズレがないかどうか見極めるものである。
この本を読んで、目標を立て計画を作る事の
本質が理解できたと思う。
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