6/100冊目(去年累計57冊目)
【タイトル】
もも
【著者】
ミヒャエル・エンデ
【本を読む目的】
道路掃除人ベッポの言葉
★時間とは
時間をケチケチする事とは
【感想】
人は生まれてから死ぬまでの間、
ずーっと付き合っていくものが3つあると思う。
1つめは体。
2つめは心。
3つめが時間。
人は生まれたとき、心に魂が宿り、
その人の時を刻み始める。
体は時を刻むことに成長をしていき、
心も奥深さや豊かさを増していく。
そして、時を刻むことに人は老いていき、
いつか心の魂は必ず成就していく。
そう考えると、時間とは、
生きるということそのものであり、
生きているもの全てに与えられた、
平等なものになる。
生きとして生けるもの、
全て平等に時間が与えられている。
植物にも動物にも同じように時間があり、
本能的に今だけを生きている。
そして、全ての人間にも
同じように時間が与えられている。
でも、人間と動物・植物との時間には違いがある。
その違いは、人間は今のこの時間をどう使うか、
自分で決めることができること。
その与えられた自分の時間を、
過去を後悔するために時間を使うか、
見えない未来を不安に思うために使うか、
それとも、
これからの未来を創造するために使うか、
それは1人1人に委ねられた時間になる。
今、生きているその時間を
どう使いたいと思いますか?
モモ (岩波少年文庫(127))/ミヒャエル・エンデ
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