10/100冊目(去年累計61冊目)
【タイトル】
日本の田舎は宝の山
【著者】
曽根原久司
【本を読む目的・キーワード】
開墾の楽しさ
人工密度の違い
★都市農村交流事業とは
【感想】
いま、都心では人が溢れつつも
仕事が減っている中で、
心が病んでしまったり、
これからの生き方を考える人が
多くなっていると思う。
また、農村では過疎化と
それに伴う林業・農業の放棄による、
自然環境の問題が進行している。
この都心と農村の異なるニーズを
掛け合わせるのが都市農村交流事業
1つの例では土地/住宅を扱う企業の
社員に林業を体験させて、
自分達が伐採した木材の活用方法を考えていく。
自分達が伐採した木だから、
その木材に想いが入り、
新たなビジョンへとつながっていく。
また、この活動が企業では、
林業の問題に貢献するCSR活動になる。
いまの経済が低迷している社会と
地球環境の問題が現実化している時だからこそ、
企業ニーズと都市ニーズを、
農村の自然環境問題をマッチングさせていき、
都心集中型で大量生産・消費の社会から、
少し前の日本文化に戻していく。
都市農村交流事業とは、
そういう仕事なのだと思う。
日本の田舎は宝の山―農村起業のすすめ/曽根原 久司
¥1,680
Amazon.co.jp
コメント