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【タイトル】
原因と結果の法則3 困難を超えて
【著者】
ジェームス・アレン
【本を読む目的・キーワード】
★自己コントロール
誘惑の教え
真の満足
【感想】
先日、終電に近い混雑した電車に乗っていたら、
少し遠くの方で「いてえな~足を踏むな!」と声が聞こえた。
そして直ぐに、「混んでるのだからしょうねえだろう!!」と声がした。
それから、口論が始まり、かるいどつきあいが始まり、
最後は周りの乗客から途中駅で下ろされ駅員に渡されていた。
この2人の影響で電車は5分ぐらい遅延した。
週末の終電に近い混雑した電車のなか。
誰もが今日1日に疲れていて、
誰もが早く家に帰りたいと思っていた。
きっと、口論をした2人も同じだったと思う。
だけど、足を踏まれたことを許せず、
足を踏んでしまった事を素直に認められず、
お互いに自分の怒りの感情だけを相手にぶつけ、
上げた手を下ろす場所を求めて正当化合戦をしてしまう。
足を踏まれた・踏んでしまった
という小さな出来事に対し
お互いに自己コントロールを
失ったことが原因で、
怒りの感情のままに言動をした結果、
電車から降ろされた2人。
もし、足を踏まれたとき、
「混んでいるのだからしょうがない。」
もし、足を踏んでしまったとき、
「足を踏んでごめんなさい。」
とお互いが思えたなら、
この出来事は10秒もあれば解決すること。
小さな出来事に対して
怒りの感情のままキレて
お互いに怒りをぶちまけるか、
小さな出来事に対して
自分の感情に捕らわれず、
自己コントロールしながら
短い時間で物事を解決するか、
どちらが心地よい時間を過ごせるだろうか。
キレたところで何一つ得られるものが無いことに、
口論した2人は気づいてくれるといいと思う。
「原因」と「結果」の法則〈3〉困難を超えて/ジェームズ アレン
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