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【タイトル】
宇宙を味方にする方程式
【著者】
小林 正観
【本を読む目的・キーワード】
自己暗示の使い方
★病気とストレスの関係
世の中は空の世界
【感想】
いまストレス社会と言われている。
ストレスが引き金となり病気になったり、
なかには自ら命を絶つ人がいる。
ストレスで起因する病気としてうつ病がある。
この病気になると、どっさりお薬をもらえる。
そして、お薬で病気を治そうとする。
もちろん、薬での治療も必要だと思う。
でも、病気の本質は薬では治せない。
なぜならば、
ストレスというのは、社会にあるのではなく、
自分自身の心の中にあるものだから。
ストレスの言葉の意味は、
外部刺激・圧力に対する主体の反応である。
日常のなかで起こる色々な出来事が外部刺激で、
それに対する心の反応の一部がストレスになる。
うつ病などの心の病気になりやすい人は、
外部刺激に対して心の中でストレスに感じることが多い人。
薬は一時的な気分安定剤だけでしかなく、
大切なのはストレスを感じやすい自分の心を、
どうみつめ直していくのかにあるのだと思う。
病気は心からのメッセージだと言われることがある。
病気になることで、日常健康であることや、
家族のありがたさに気づく事が出来たりして、
その事に気づけたら病気も治ったりする。
僕は自分自身の経験からみても、
うつ病も心からの大切なメッセージだと思う。
本当の自分や気持ち表現を理性で抑え込み、
自分がストレスを沢山作り出す生き方を、
これから変えていきなさいというメッセージ。
僕がうつ病気になったのは、
社会や会社、ストレスのせいではなく、
自分自身の心や思考グセに問題があったから。
その事を自分が素直に認めたうえで、
これからどうしていきたいのか?
その事に気づけた時点で、
落ち込んだ気分が徐々に向上してきたと思う。
社会にストレスがあるのではなく、
社会という外部刺激に対して、
自分の心がストレスを発生させている。
そして、ストレスを発生させている、
根底には、日頃意識出来ていない
価値観や固定観念が存在している。
逆にストレスに感じることは、
その価値観や固定観念に気づく
チャンスなのかもしれない。
今日、ストレスに感じたことはどんな事ですか?
宇宙を味方にする方程式/小林 正観
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