昨日の記事の続き
【9月初旬 稲穂が黄金色に】
実るほど頭を垂れる稲穂かな
9月中旬、米の収穫前に、
台風が関東地方を直撃し、
頭が垂れ下がった稲穂が倒れるかと心配する。
どんなときも、人は自然にはかなわない。
自然に対しては、あるがまま受け入れるしかないと実感する。
【9月下旬 米の収穫開始】
大規模の田んぼでは、
コンバインという機械を使い、
コンバインで稲刈り・脱穀を同時に行い、
脱穀した米を直ぐに乾燥機にかける。
私達の田んぼでは、稲刈りしたお米を、
はぜかけ(太陽にあて天日乾燥すること)
してから脱穀をしていく。
まず、近くの竹林から竹を切り、
はざかけ棒を組んでいく。
はざかけ棒に稲を1つ1つ干していく。
【10月初旬】
2週間ほど天日干ししたお米を、
脱穀したお米をもみすり機にかけて、
ようやく玄米として食べられるようになる。
玄米から白米にするには、
この後精米器にかける。
5月~10月の約5ヶ月で種籾からお米になり、
乾燥させたお米は長期的に保存ができる。
そして、食べてもエネルギー質が高い。
また、お米を脱穀して残った藁と籾がらは、
ファーム内で次なる資源として使われて、
それらは、やがて土に返っていく。
お米は、僕らにエネルギーを与え、
残った藁や籾も次への資源として使える。
これが、僕らの文明が
お米を主食にしてきた理由だと思う。
お米を作るプロセスにかかわることで、
お米を食べるだけでは気づかない事に気づける。
やっぱり、人は体験が必要だと実感をしました。
また、続きを明日書きます。
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