母なる大地という言葉がある。
どうして、大地が母なのだろう?と思っていたが、
農業の仕事をしてから、その意味に気づいた。
僕らが食べるものは、
大地がないと作れないということに。
大地は僕らの命を育んでくれるもの。
まるで、母親が子どもを育むように。
僕の職場のファームでは、
無農薬、有機肥料で旬の野菜を作っている。
小規模だけど、いくつかの畑があり、
それらの畑は20年以上、
農薬と化学性肥料を入れずに、
大事に大事に育てきた大地。
僕はこの大地に立つとき思うことがある。
この大地はいつからあるのだろうかと。
20年前から今まで有機の畑、
それ以前は、蚕のための桑の畑、
桑の畑の前は、きっと雑木林かなにか。
もしかしたら、この大地は、
地球が誕生してから、
あまり変わっていないのではないだろうか。
そう考えると、今は畑の大地が、
とても貴重なものような感じがしていた。
しかし、いま、この貴重な畑の一部の大地が、
用地買収により消えようとしている。
そこで僕が感じること、
少し書いていきます。
続きは明日。
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