僕らが400人分の食材と
料理するための機材を
軽トラ一杯に積んで、
被災地 石巻に入ったのが
2011年5月。
この炊きだしボランティアのきっかけは、
自分達の農場でつくる新鮮野菜を、
被災地の方々に食べて元気になってほしい、
そんな想いからはじまりでした。
石巻で高速道路を降りたとき、
インターチェンジ周辺の街は、
平常を取り戻していたように見えたが、
海の方へ走っていくと、
そこは別世界でした。
炊きだしボランティアの僕らが活動は、
津波によりライフラインが
壊滅した地区に住んでいる方、
街が津波で流されてしまい、
避難所で生活している方々、
普通の食事を食べることが
困難な人々へ昼食を提供することした。
そして、その状況下で
料理を提供するためには、
前々回の記事で書いた
4つの項目を自らが
満たす必要がありました。
・食材(穀物・肉・野菜)
・ライフライン(水・火・電気・物流)
・料理(知恵・器具)
・環境(場所・きれい・暖かい)
また、経済・物流が滞った地区では、
お金よりも生きる知恵が必要でした。
ガス・電気が無い野外で
火をおこし料理すること。
自衛隊の給水地区から水を運ぶこと。
限られたライフラインの中で、
あたたかい料理を人数分作ること。
普通に水道・電気・ガスがあれば
指一本で出来ることが
実はとっても大変なことでした。
「いただきます」しっていますか?
続きを明日書きます。
ファームカウンセリング 空
自然の中でカウンセリングしています。
ファームカウンセリング空のホームページ
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