善きエネルギーを発するために、
参考になると思う考え方 その11
”何かと競わないこと”
よ~い、ドン!
この言葉を聞くと、
子どもの頃の運動会を思い出す。
だれが1番でだれがビリなのか。
よ~い ドンで色々な競争が始まっていく。
僕らの日常のなかでは色々なところで
無意識の”よ~い ドン”が
繰り広げられている。
信号が黄色になり間に合うか間に合わないか、
時間と”よ~い ドン”をしたり、
私の方が仕事を沢山している、と
家族や同僚と”よ~い ドン”をしている。
自分と何かが”よ~い ドン”をすることは、
自分と何かが競っているということ。
人は何かと競いはじめると、
自分のエネルギーをかなり消費して、
何かに打ち勝とうとしてしまう。
これはきっと人間の生存本能からくるものだと思う。
何か必要なことと競い、
打ち勝とうとする気持ちが、
モチベーションにもなるので、
それはとっても大切なことなのだけど、
でも逆に無用なことと競いはじめると、
無駄なエネルギーを消費をしてまう。
例えば、車を運転しているとき、
少し前の信号が黄色になって渡りたいと思ったときに、
信号が黄色から赤に変わる時間との競争がはじまる。
アクセルをグンと踏み込み、ガソリンを消費して、
交差点に自分の意識エネルギーを集中させて渡りきろうとする。
でも、日本の赤信号での平均待ち時間は約50秒。
たった”50秒”の時間と競うために、
化石エネルギーと自分の意識エネルギーを消費して、
そこで勝ち得た”50秒”にどんな意味があるのだろうか。
”よ~い ドン”で
僕らは無意識の競争をしてしまう。
でも、無意識で競争をしているときは、
誰と何のために競争をしているのかに
気づけないことが多い。
そのためにも、
自分が何かと競っているなと感じたときに、
自分は誰と何のために競争をしているのか?と
心に問うことが大切なのだと思う。
うさぎとカメが競争をしたとき、
どうしてカメは無謀な競争に
挑んだのでしょうか?
ファームカウンセリング 空
自然の中でカウンセリングしています。
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