今日開催する、
「みんなでいただきます」イベントの準備のため、
昨日は雑木林の中で薪材を作ってきた。
雑木林の中で倒木して乾燥している木を、
チェーンソーで適度なサイズに切り積んだ。
今回のイベントでは、参加者がグループに分かれ、
限られた資源と道具を使い、
自分で火を起こすワークをする。
僕が子どもの頃は、まだ、たき火は大丈夫でしたが、
いま大人も子どもも火に触れる機会が少なく、
特に子ども達には火は危ないと教えられている。
しかし、人間にとっては火は、
生きていく為に必要な自然のエネルギーであるため、
危ないから遠ざけるものではなく、
危ないからこそ、きちんと使えるようにするものだと思う。
ワークでは新聞紙1枚とマッチ2本だけを参加者に渡し、
あとは自分で考え体を動かしながら火を起こしてもらう。
いつもガスコンロで指一本で起こせる便利な火を、
あえて不便な状況にして、
どうやったら火をおこせるのか?
と考えてもらうことで、
火を起こす大変さ、起こったときの嬉しさ、
そして、指1本で火を起こせる
日々の生活の豊かさを、
感じてもらえればいいと思っています。
今回のワークでは、雑木林の中にある
自然の着火剤に気づけるかどうかが、
大きな分かれ道になるかな。
ファームカウンセリング 空
自然の中でカウンセリングしています。
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