ブナの原生林の中で

北海道の自然は人によりあまり整備されていなく、本当に素晴らしい。

この間、とあるブナの原生林の中を散策した。

朝の早い時間ということもあり、人も誰もおらず、いるとしたら、自分とヒグマだけ。

鳥たちの声、川を流れる水の音、遠くで落ちる滝の音、ひんやりとした空気の感触、そして、そこにいる、今このときの自分。

時間がとてもゆっくりと流れている感じがした。

このブナの原生林は、ブナの樹齢が数百年ある。

日本が江戸時代の頃から、この原生林は何も変わっていないと思うと、逆に人間の文明の進化が早すぎるように感じる。

もちろん、自分も今の文明の進化の
恩恵を受けて、こんな山奥の場所でブログを書いているので、全てを否定するのではないが、

ほんの数十年前で自分の高校の時は携帯電話なんてなかったから、友人と待ち合わせするときなどは、事前に待ち合わせ場所と時間を確認しあうから、予定どおりに会えるとうれしかったりした。

でも、今はいつでもどこでも連絡を取り合えるから、そんな出会いの小さい感謝も出来きなくなっているのかも。

そして、都心に近づけば近づくほど、自然環境が遠くなる今の社会。

だから、僕なんかは自然を求めてとおくまで来てしまう。

そもそも、自然は近くにあったのに、人間の文明の進化の過程で遠ざけたものなのに。

これからは、成長が大前提の社会ではなく、自然と共存する社会にシフトするべきではないだろうか。

原生林を歩き、自然を感じてみると、僕ら人間の力なんて、自然の前では、たいしたことではないように感じた。

今日もありがとうございます。

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