人生初のギャップイヤー


フォトリーディング22冊目

【タイトル】

  感動する脳
  
【著者】
 
  茂木健一郎
 
【本を読む目的】
 
  脳にとって感動とはなにか?

  ギャップイヤーとはなにか?

【感想】

 最近、皆さん感動していますか?

 ただ、何となく食べて、

 ただ、何となく仕事して、

 ただ、何となく時間を過ごして
 
 そこには喜びも悲しみもなく、

 ただ、何となく生きている。

 
 最近までの自分の人生は感動がなかった。

 では、感動とはなにか?

 それは、自分の前で起きた事象において、

 脳が自分の価値観と照合し、

 自分自身が変化になること、

 記憶に残す必要があることと判断したものに、

 感情を関連づけることだという。

 そして、人はその感情から新たな意欲が湧いてくるという。

 
 脳が感動を感じるには重要な事がある。

 それは、脳が常に健全でゆとりがある状態であること。

 思考が過去に囚われていたり、恐怖や不安を感じていると、

 脳の活動は弱まり、感動もなく生きる意欲すら湧いてこない。

 まさに以前の自分の状態。

 そこから抜け出すには、

 脳の中にスペースを与えることが重要だという。

 イギリスにはギャップイヤーという、

 大学に入る前の1年間、

 自分から自分を学ぶ空白の1年間があるという。

 この時に自分と向き合い自分の感動脳を育てるという。

 しかし、日本の社会においては、このギャップイヤーは

 どちらかというとネガティブに捉えられるのではないだろうか。

 正直、自分も病気で仕事を辞めたとき、

 履歴書の職歴欄に空白の時間が出来る事を恐れた。

 
 でもね、結果的に自分は2年ぐらいのギャップイヤーを経験している。

 仕事辞めた当初は後悔の毎日のギャップイヤーだったけど、

 今は自分自身と向き合い、本当の自分を生きるための

 必要な時間だったと感じることができる。

 
 だから、今の自分は生きているのが楽しいし、

 ちょっとしたことでも関心や感動することが出来るようになった。

 
  感動する事を辞めた人は

     生きていないのと同じ事である。

 まさにそのとおりである。

 いま、頑張っている人たちが1年の

 ギャップイヤーを経験するのは難しいと思うが、

 日々の日常の中で少しでも脳にゆとりを与えることが

 とても大切なことだと思う。

 感動する大切さを教えてくれる本です。
 
 
$人生を楽しもう!!

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 感動する脳/茂木 健一郎

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 今日も1日ありがとうございます。


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