初めてのメンタルクリニック Part2

昨日の記事の続き

普通な行動が出来ないようになり、

会社の近くのメンタルクリニックへ

初めて行くことに。

住宅街にある小さなクリニック。

だけど待合室には沢山の人。

しばらく待ってから、

お声がかかり、いざ診察室に入る。

そこの診察室は白を基調とした立派な

洋館のような部屋だった。

そして、自分は立派なソファーに座り、

微妙な距離感をおいて先生が対面した。

今思うと、自分が辛い状況なのに、

この豪華な診察室は正直キツかったと思う。

そして、大した前置きもなく、

下記のような診察??をした

先生:「どうしたの?」

自分:「今の状況を説明」

先生:「どこの会社?」

自分:「xx会社です。」

先生:「xx会社か~、君と同じ会社の方、

    他にも沢山うちで受診をしているよ。

    そうとうストレスが多い会社なんだね。」

自分:「はあ。。。」

先生:「君はいま軽いうつ病だね。早く薬を飲んで治した方がいいよ。」

そこで先生は自分の机の引き出しから、ごっそりと薬を出して、

先生:「今の君にはこれとこれがいいかな、・・・

    とりあえず、この薬を1週間飲み続けてみて、
    
    そして、会社でどうしても辛いと思うときは、
    
    こっちの薬を飲んでみて、これは即効性があるから。
    
    でも、この薬を飲むと少し眠くなるから注意してね。
    
    また。来週きて経過を教えてね。」

    
そんな感じの初診だった。  

今思うと、仕事中に気持ちが辛いからといって、

薬を飲んで辛さを改善させても、仕事中に眠くなっては意味がない。

家に帰ってから、妻にもらってきた薬を見せたとき、

妻に「ほんとうにこの薬を飲むの?」と言われたことを

今でも覚えている。自分の中でもためらいがあったけど、

でも、自分はもらった薬を飲んだ。

それはなぜか?

それはこの窮地から薬を飲むことで脱出できるのであれば、

薬を飲むことで普通に朝を迎えられるようになるのであれば、、

この薬を飲むことで楽になれるのであれば、、

そんな薬に過大な期待をしてしまったから、

薬を飲んだのだと思う。

この記事は当時の日記を

見直しながら書いています。

その日記にはこう書いてあります。

「医者に行ったけど、今の現状は何も変わっていない、

 でも、薬を飲んで変えられるのなら、、、」

 
現状を変えたいという、すがる気持ち、

すなわち依存する気持ちが

医者から薬に変わっただけだった。

続きはまた明日書きます。
$人生を楽しもう!!


コメント

タイトルとURLをコピーしました