あれから1年

昨日は父親の一周忌法要だった。

去年の9月8日、父親は肺がんにより

この世を去っていた。

父の病気が発覚したのは去年の4月頃。

その頃、自分は会社を辞め、

その影響もあり、

うつの症状が最も酷い状況だった。

自分がそんな状況の時に、

父親の余命宣告の話しを聞いた。

この話しは自分にとって

ものすごくショックだった。

そして、この話しを聞いて感じた事が、

「父親がとても大変な時に、

  自分はいったい何をしているのだ。

   お前は最後の最後まで心配をかけ続けるのか」

という自責の思いだった。

だから、自分はなんとしてでも、

父親の最後の時が来るまで安心をさせたい、

すなわち、会社に就職をして、

これから家族で生きていける事を

証明をしたいと思った。

それから、何社も応募をしたが、

結果的には全てダメだった。

それもその筈、自分自身が病気を克服しておらず、

就職の動機も、父親に証明したいというものだけ、

そんな状況では、就職など出来るはずがなかった。

就職に焦っていた自分はそんな事も気づかず、

自分の気持ちがめげる毎日と、

段々とやつれていく父親、

何度も病院にお見舞いには行ったが、

寡黙の父親とはあまり話せる事がなく、

「もういいから帰りなさい」とよく言われた。

でも、その言葉が、自分にとっては、

「ここに来るぐらいなら、早く就職しなさい」

と言われているように聞こえて、

お見舞いに行くことも結構辛く感じていた。

それから数ヶ月そんな日常が過ぎていった。

この続きはまた明日書きます。

今日も1日ありがとうございます。



コメント

タイトルとURLをコピーしました